小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2013年2月3日日曜日

ニュースのコメンテーターの能力

 テレビのニュース番組で海外で指導経験のある著名な柔道家のインタビューがなされ、柔道界の改革のためには外部の有識者の招来が必要だという声があがっていました。傾聴に値する勇気ある意見だと思います。

 その時のコメンテーターの反応には外部からの有識者といっても知らない人がなっても仕方がないというようなものがありました。では有識者はその道の専門家でなければならないのでしょうか。例えば今回の柔道界の暴力問題では柔道の専門家しか本当に改革に口をさしはさむべきではないのでしょうか。

 報道されている暴力問題は確かに柔道の指導の領域というある種の専門的な世界で発生した事件です。しかしよく考えてみると柔道そのものとはまったく関わりはなく、人と人との関係を基本的にどう考えるかという問題であることがわかります。ならば有識者はそのことがきっちりと考察できる人物であれば良いのではないでしょうか。

 ニュースについていつも瞬時に百発百中の適切なコメントをすることなど人間には出来ない相談です。そんな無理なことが無批判に続けているテレビ業界も、少なくともニュース番組だけでも報道後にその内容について外部から意見を聞くようにしたら、もっと質の高いニュース番組ができるのではないでしょうか。