小室圭さんをシッタベンレイ

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2018年6月7日木曜日

紀州のドンファンとピカソと良寛さん

 紀州のドンファンといわれた男性は美しい女性と付き合うのが生きがいだったそうですが、そういう男性は私の知り合いにもいて、70歳を迎えた頃にはバ〇〇グラを使ってもダメだなどとふてくされていたことを懐かしく思い出します。


 昔のアラブの王様のようにたくさんの美女にいつも囲まれてとまではいかないにしても、紀州のドンファンは自分の孫娘くらいの若い女性に看取りをしてもらうのが願望だったのでしょうが、残念ながら痛ましい最期となりました。


 晩年に自分よりずっと年下の若い女性にお世話になった男性といえばピカソと良寛さんがすぐに思い浮かびます。ピカソは70歳を過ぎてから26歳のジャクリーヌと知り合って同棲を始め、以来彼女はピカソが91歳で亡くなるまで献身的に支えました。また良寛さんは69歳の時に長岡藩の奥村五兵衛の29歳の娘の貞真尼と出会い生涯の伴侶にしました。


 貞真尼は良寛さんに会えて、

貞真尼「君にかくあひ見ることの嬉しさもまだ覚めやらぬ夢かとぞ思ふ」

良寛「夢の世にかくまどろみて夢をまた語るも夢もそれがまにまに」(返し)


 良寛さんは臨終の床に臥して貞真尼をみながら、

 「いついつと待ちにし人は来たりけり今はあひみて何か思はむ」と歌ったそうです。


 紀州のドンファンもこんなやりとりができる連れ合いであったらよかったと悔やまれます。