小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2018年6月10日日曜日

船戸結愛ちゃんを救えなかった私たち

 虐待死した船戸結愛ちゃん(5歳)の両親逮捕の緊急記者会見の席上で、警視庁捜査一課長は涙をこらえきれなくなって途中で部下に会見書類を読み上げさせてそうです。結愛ちゃんは衰弱が激しくて寝たきりでトイレにも行けなかったようです。


 結愛ちゃんは、あしたはできるようにするから もうおねがい ゆるして、などとお父さんとお母さんに許しを懇願する内容のノートが残していました。香川県から目黒区に移転したあとも児童相談所が一度転居先を訪問しましたが、母親に面会を拒絶されてそのまま放置されていました。


 結愛ちゃんを救う道はいくらでもあったはずです。ベランダに放置されていたのを見た人、通っていた保育園、東京に引っ越すときの様子が分かっている引越し業者、引っ越しの挨拶時の隣人、児童相談所などが異常を察知して、もう少しお節介を焼いていたら、結愛ちゃんの死は防げました。


 こう考えてみると結愛ちゃんを助けられなかった私たちの社会はどこか歯車が狂ってきているように思われて仕方ありません。合掌。