小室圭さんをシッタベンレイ

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2018年6月4日月曜日

東電福島第一原発作業員は見殺しか?

 第一原発の現場では物々しい防護服を着用しなければ立ち入れない区域は大幅に減少しました。それでも建屋周辺部での放射線量はミリシーベルト単位であり、水素爆発直後の東京の線量がミリシーベルトの千分の一のマイクロシーベルト単位で大騒ぎしていたのですから、今日でも作業員の被曝が非常に高いことに変わりはありません。


 実際に廃炉作業は東電の計画通りには進んでおらず、また計画自体が楽観的過ぎて予定通りに進むわけもありません。事故から7年が経過してもメルトダウンした核燃料を原子炉から取り出す方法さえ分からない現状からすると、廃炉計画を100年単位で見直すか、廃炉を諦めてチェルノブイリ原発のようにいわば石棺方式を選択せざるをえない時期がくるでしょう。


 そうなると現場作業員の安定した人員確保は一段と難しくなり、失業者や生活困難者を半ばダマして選択的に拾い上げて現場に送り込む今日のような怪しい仕組みは破綻せざるを得なくなるでしょう。もはや国は原発の危うさを認めて十分な健康管理体制を整えて直接現場作業員を確保すべき時期にきています。