金の地球上の埋蔵量は限られていて無尽蔵ではありません。地球上の金の埋蔵量は残り5万トンで、これまでに20万トンが掘り出されました。
ところで日本円は近年は垂れ流し状態にあって、特に日銀はこれまで新札をどんどんと印刷して世の中にバラ撒いてきましたから価値は下がる一方です。
幸いにも投資家は金利の安い日本円を借り入れて米国ドルに替えて景気の良い米国に投資して稼いでいますから、円の価値はまだ暴落しないで済んでいます。
つまり日本円の運命は米国の景気次第ですが、その米国も国家財政は破綻寸前ですから、中国は米国の国債残高を減らして手持ちの金を大幅に増やしています。
こうしてみると世界は金の価格が下がる積極的な理由が見つからない状況にあり、少なくとも金を持っているならば売らないことが肝要でしょう。