国会では103万円の壁などといって国民民主党と自民党のせめぎ合いが続いていますが、日本の国家予算には特別会計という隠し金が200兆円以上あります。
この特別会計は一般会計とのお金の行き来がたくさんあって複雑怪奇なもので専門家でも全容を把握することは難しいようです。
何れにしても一般会計と特別会計を合わせて毎年320兆円以上のお金が支出され、さらに補正予算が10兆円以上も組まれています。
年間330兆円以上のお金があって、その5%を節約するだけでも15兆円以上の資金を掘り出せるのですから、国民民主党と維新の会の公約などは直ぐに予算を付けられます。
自民党は野党を分断して少数与党の劣勢を乗り切る作戦を取っていますが、野党が手を組めば一気に自民党は沈むはずです。
それができない裏事情が野党それぞれにあるのでしょう。