小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

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2013年2月5日火曜日

ジョン レノンさんの名曲 『Imagine』

 私はジョン レノンさんの名曲『イマジン』を聴くたびにレノンさんの優しさに触れることができたような気がして心が洗われます。

 しかし何度聴いても私が悩むのは歌詞にある「 all the people 」の言葉の解釈です。なぜわざわざ the が付いているのかよくわかりません。実質的には the はなくてもいいはずですがレノンさんはそうはしませんでした。

 歌ってみると the がないと何か間が抜けた感じがします。歌い手にとって people の存在への実感が薄くてまだるっこいのです。そこで私なりに正しいかどうかは分かりませんが考えてみました。

 レノンさんは自分の考えに共感する又は同じ世界観を共有する人々を意識して、the をつけてそのメッセージ性を言葉に託したのかも知れません。

 とにかく日本人には冠詞はやっかいなものです。でも日本に世界的な冠詞の学者がいます。掛け値なしに私は世界一の人だと考えています。それが関口存男(せきぐちつぎお)というドイツ語の先生です。

 興味が湧くようなことがあったら一生に一度でいいですから先生の渾身の著作「冠詞 Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ」をご覧になってください。衝撃の名著ですので読まなくても触ってみるだけでも胸がときめきます。

 もし外国語の先生をなさるのであれば教える言語にかかわらずこの名著に触れていなければ偽物です。