私は駅構内などで眼の見えない人を見付けると積極的に声を掛けることにしています。こんな小さなことでも最初は案外勇気が要るものです。思い切ってやってみると、これまで周囲の目を気にしていた消極の虫が自分から逃げ出していくことに気づきます。
就活でも面接となるとどんなに猫を被っていても小さな言動に本当の自分が表れてしまいます。観察のプロである面接者はその猫被りのほつれをなかなか見逃してはくれないものです。
とにかく消極的な人間であると思われては最終面接などとてもおぼつきません。ですからそのための自己改革は人助けで挑戦してみませんか。時間があって眼の見えない人がいたら勇気を振り絞って「お困りですか?」と声をかけてみたらどうでしょう。
こんな小さな人助けから人前で率先して発言することへの抵抗感が少しは和らぐことでしょう。