小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

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2013年2月6日水曜日

大正時代の100歳以上人口の深い謎

 私が日本の人口増加について調べていたときに不思議な統計値に遭遇しました。それが大正時代の100歳以上人口数の動きです。それについての何が不思議かと言いますと絶対にあり得ない多さの時期があったのです。

 今日のような長寿社会でも日本人の100歳以上人口は例えば2005年では人口10万人当たりで計算しますとおよそ20人になります。一方で大正7年の戸籍調査では13735人いたことになっていますので人口10万人当たりでは24人になります。しかし大正9年の国勢調査では全国で113人しかいなかったと記載されています。大正時代には戸籍簿上100歳以上者数が尋常でなかったj時期があったことがわかります。

 このような異常なことが起こったのは当時の戦争という特殊な社会状況と深い関係があります。戸籍の記録を意図的に誰かが操作したか、操作させて徴兵忌避を企んでいた結果だと想像するのです。

 日本に義務徴兵制度が発効したのは1873年でしたが、当初はいろいろな兵役免除の規定があって何かと理由をつけて兵役を逃れる人たちがいました。しかしながら制度が次第に厳しくなってきて結局は不正は戸籍操作に行きついたということではないでしょうか。

 戦争というのは正義の戦争もあるといわれますが、たとえそれがそうであったとしても、こういう不正義によって前線に送られてしまう兵士もあるということでしょう。