小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2013年4月30日火曜日

笑い話 上の空

骨董店で、

 夫  「これは絶対本物だ。」
 妻  「いつものことよ。」
 夫  「俺を信用しないのか!」
 妻  「アラ、彼とのことじゃなかったの?」
 夫  「ナニ?」

歳出90兆円の日本の税収はバブル絶頂期でも最高60兆円でした

 日本の一般会計の財源である税収(収入)はバブルの絶頂期に一瞬ですが60兆円に達しました。その後は当然のように減少して今日では40兆円前半の水準にあります。

 一方で一般会計の歳出(支出)はどんどん膨らみ90兆円を上回っていて、今後もこの水準を大きく下回る可能性はないでしょう。分かりやすくいえば年収400万円で900万円を使うグウタラ生活をしているのと同じです。総額1億円の借金に毎年500万円がさらに積み上がる勘定です。

 アベノミックスが今後どのような成果をもたらしてくれるか私にはまったく分かりませんが、どう考えてもバブル期の水準に税収か増えるとは思われません。とすれば消費税を上げていく以外に財政赤字をなくす方法はなさそうです。

 日本の消費税は1989年4月1日に3%で実施され、1997年4月1日に5%になりました。消費税の対象になる家計最終支出は300兆円くらいですから、消費税を1%上げれば約3兆円の税収増となります。消費税を今の5%から20%に上げれば計算上は日本の財政を均衡させることができます。

 戦後政治の最大の負の遺産を清算するために私たちは相当な負担を強いられることになりそうです。その元をただせば私たちの過去の投票行動に問題があったということではないでしょうか。

笑い話 優先席

 おじいちゃん   「譲ってくれてありがとう。」
 おばあちゃん    「譲ってくれてありがとう。」
 妊婦さん      「譲ってくれてありがとう。」
 ヤンママ      「まだお化粧中!」

2013年4月29日月曜日

スッゴイ!高校生が100m走で10.01秒の快挙

 17歳の高校生桐生祥秀(よしひで)選手が100m走で10.01秒の凄い記録を出しました。世界広しといえども黒人選手以外で100mを9 秒台で走った例はありません。

 もしかすると桐生選手が世界陸上史上にその名を刻むことになるかもしれません。若さ溢れる新しいヒーローの誕生です。応援しております!

ハンカチ王子斉藤祐樹投手のような一重瞼(まぶた)の美男子は絶滅危惧種か?

 黒猫ディーンに会いに行った帰りに本屋さんに立ち寄りました。男性雑誌の表紙を見るとやはりみんな二重瞼の凛々しいモデルさんばかりでした。

 甲子園の活躍で人気を集めた現日本ハム斉藤祐樹投手のようなソフトでスッキリした目立ちの一重瞼美男子は絶滅してしまうのでしょうか。

 戦前の日本ではすべてが唯一無二の価値観に固まっていって社会から自由と寛容が失われて悲惨な事態を招きました。

 たかが美男子の話題ではありますがもう少しおおらかになれないものでしょうか。

主権回復の日 政府関係者など一同で天皇陛下万歳

 4月28日に「主権回復・国際社会復帰を記念する式典」が憲政記念館で開催されました。

 安倍首相、衆参両院議長、最高裁長官そして多数の国会議員のみなさんが天皇陛下万歳を斉唱されたようです。政府は祝典ではないというのですが...それなのに万歳斉唱とは驚きました。

 政府首脳の行動は理屈ではなく直感的に出たものでしょうが余計にそのことが気になります。私は今回の出来事にとても戸惑っています。

5月連休にもかかわらず大学で講義があるのはオカシイ

 近頃は大学で煩雑な事務処理が増えてきています。これは行政側の影響力が増してきて大学の自由度が減ってきたせいもあるでしょう。それを示す好例が国民の祝日の講義です。

 行政の統制強化は大学へのお金の流れの減少に歩調を合わるかのように強まってきた感があります。あまり知られていませんが日本の私立大学には国から多額の補助金が支給されています。このお金は日本私立学校振興・共済事業団(通称私学事業団)を介して各大学に毎年支払われます。

 平成22年度の実績では、日本大学103億円、慶応義塾大学と早稲田大学各94億円、東海大学67億円、立命館大学52億円、近畿大学47億円、北里大学38億円などとなっています。日本大学の場合には約7.2万人の大学生・大学院生を擁しているようですから一人当たり15万円相当となります。

 私は以前からこのようなひも付き感のある補助金制度を廃止して返済不要の奨学金制度を立ち上げるべきであると考えています。そうすれば行政は補助金を理由に余計な影響力を行使することはできなくなります。返済不要であれば請求事務にかかる膨大な費用も節約できて一石二鳥です。

 日本の学部学生・大学院生総数は300万人以下です。その10%に奨学金60万円、さらに10%に30万円、さらに10%に15万円支給するとしても年間補助金総額3300億円にはなりません。日本の学生総数の1/3がこれでこれまで以上に勉強に励むようになればお金のかかる大学の外部評価なども不要になるでしょう。

 ゴールデンウイークも大学で講義というせちがらい話を聞いて思ったことです。 

2013年4月28日日曜日

笑い話 付和雷同

 国会議員会館で

 「〇〇先生、明日の参拝は?」
 「△△先生、明日の参拝は?」
 「XX先生、明日の参拝は?」
 「分かった、みんなで行こう!」

全国学力テストと指導的教育関係者の良心

 4月24日に全国学力テスト(国語と算数・数学)が小六と中三の生徒全員約230万人を対象に実施されました。ただ私立校の参加は半分以下に留まっています。

 民主党政権下では約3割の学校抽出方式で実施されていましたが、自民党政権に戻ってまた全員参加型になりました。この全員参加型の実施は複雑骨折した日本の教育を如実に表しています。

 最大の疑問点は統計学という極めて重要な科学を信用していないことです。統計学なくして今日の科学は絶対に成り立ちません。それを信用しない人たちが算数や数学の学力テストをするというのは最高の自己矛盾です。

 こんな教育関係者がテストの正当性を主張する傲慢さには驚きですが、全員参加のテストを利用して文科省や教育委員会は校長を、そして校長は現場教員を統制しようというのでは教育者としての良心を疑います。

 不謹慎かも知れませんが競馬を例に考えてみるとよく分かります。騎手は競走馬に厳しく鞭を入れますが、人間も鞭を入れて追い立てるには競馬場のようなレース場に連れ出さなければなりません。その舞台仕掛けが全国全員対象の学力テストです。

 もっと気になるのが教育の指導的立場にある人たちが政権交代の度にあっちへ行ったりこっちに来たりする信念のない腰くだけ状態にあることです。教育者はもっとグローバルに日本の教育を見ていかないと若者は立派に育ちませんよ。

2013年4月27日土曜日

フランスパンの焼き過ぎは大量生産の弊害か?

 今日も都心に出ましたのでパン屋さんを訪ねてみました。焼き過ぎのフランスパンがたくさん並んでいました。

 フランスパンの美味しい焼き加減を理解するには食パンを考えてみると分かりやすいでしょう。私たちは食パンを今日のフランスパンのようには絶対に焼きあげません。なぜでしょうか。うまくないからです。

 フランスパンも私たちがトーストを焼くぐらいに優しく焼いてあげるとホックリ感と素朴な小麦味を味わうことができます。それなのになぜあんなに真っ黒に焼くのか考えてみました。きっと生地が工場で大量生産されているからでしょう。

 すると天候やお店の環境とは無関係にレシピ通りの塩分量の生地が各店に運ばれてくることになります。塩分量が調整されていないパンの持ちをよくするには表面を濃い焼きアーモンド色になるまで焼くしか方法がなくなります。

 美味しくない焼き過ぎフランスパンはおそらく大量生産の弊害によるもので残念ながら仕方のないことなのでしょう。

笑い話 新婚ほやほや

 ラーメン屋で

 「ヘーイ、お待ちどう!」
 「待ってましたー、美味しそう!」
 「ニンニクをモリモリどうぞ!」
 「オー、やっぱり気が利くねー。ありがとうよ。お前もどうだ?」
 「ワタシ、昨夜でもう充分ョ...」

笑い話 DNA鑑定

 「オイ、スープに毛が入ってるじゃないか!!」
 「えっ、ホントですか?」
 「バカヤロ、これ見てみろ!」
 「オーイ、いつものようにDNA鑑定してもらえ。」

久しぶりに走ったら膝が痛くなりました

 黒猫ディーンの餌やり通いに交通費節約のため駅から歩いて往復していますがひとつ気が付いたことがあります。歩くのもいいけどやっぱり走らなければいけないということです。

 先日往復を歩く代わりに片道を昔のように走ってみました。すると翌日は膝が痛くなっていました。退職前はいつも走って帰っていてもどこも痛くなりませんでした。やはり歩くのと走るのでは負荷がまるっきり違います。

 毎日運動を続けるならば走るのと歩くのを交互に組み合わせたほうがよさそうです。とにかく運動をしないと体はすぐに錆び付くことを実感しました。

ワインのたしなみ方 ワインは酒か食事の良き伴侶か

 私がフランスのワイン産地で生活していて耳にしたのがワインを飲む流儀です。ワインにうるさい土地の人に言わせると食事時以外で酒としてワインを単独で飲むのは邪道だということでした。

 私はワイン通でもワインコレクターでもありませんので、そんなこだわりはどうでもいいことではありますが気になる話しでした。たとえばドイツでは就寝前に夫婦でラインワインなどを飲むことがあります。またバーへ行けばワインをお酒として飲むこともたびたびありました。

 しかしそれが邪道であると主張するワイン好きもいるということは私には新鮮な驚きでした。ワインを食事の良き伴侶と仮定するならばワインの風味は単独で味わうものとはまったく別物になりかねません。味は料理との相性如何ということになります。

 そうなるとワインの善し悪しというのはどういうことなのでしょうか。何年物はどうだこうだとこだわり過ぎるのは一部のマニアの慰めに過ぎないのかも知れません。結局は自然の恵みのワインは自然体で楽しめばいいのでしょう。

2013年4月26日金曜日

笑い話 女子高生

  「あんたのスカート短いわねー。」
  「私のもっと短いよ。」
  「あらっ、あんたどうしたの?」
  「なくしちゃったの。」

笑い話 出国手続き

 「一列に並んでパスポートをお見せください。」
 「ありがとうございます。」
 「ありがとうございます。」
 「ありがとうございます。」
 「アレッ!?これ本当にあなたですか?」
 「イヤダワ、これね去年の古い写真。」

フランスを訪問したら是非ヤギのチーズを試してください

 フランスを訪れたら是非ともヤギのチーズをフランスパンにのせて試してください。もし美味しいと感じたらフランスに永住資格があります。

 私はフランス滞在中は農家のおばあちゃんが朝早くから青空市場に売りに来る作りたてのこぶしサイズのヤギのチーズが大好物でした。日本的にいえば豆腐と同じ存在でしょう。その味は脂肪分がもたらす軽いトロリ感と始まったばかりの軽い発酵風味がミックスされていて、淡白なカテッジチーズでは味わえないコクが特徴です。

 作り方は搾ったヤギ乳を前日に凝固させるだけのシンプルなものでほとんど発酵しておりません。もちろんそれを保存しておけば発酵が進んでヤギのチーズ独特の風味に仕上がっていきます。

 焼きたてのクルミ色のフランスパンにかぶりつき、新鮮で純白なヤギのチーズを頬張っていれば、衰えぬ咀嚼力と虫歯知らずの健康な日々を楽しむことができます。まっ、時には地元の人たちがそれぞれお勧めの赤ワインをみんなで一緒に味わうのも乙なものです。

 そんな自然の恵みいっぱいの時の流れを楽しむのもフランスの楽しみ方のひとつでしょう。

サバランのないケーキ屋さんと焼き過ぎのフランスパン屋さんはニセモノです!

 遠出をして街中をぶらついていたらケーキで馴染みにしていたお店の前を通りました。中を覗いてみたらサバランが陳列してあったので訪問先のお土産に買いました。

 リキュールを浸したケーキのサバランは下手な腕前で作るとすぐにベチャベチャになってしまうために店頭に並ぶことはほとんどありません。美味しいサバランが置いてあるケーキ屋さんがあったらそれは本物のお店です。ちなみにサバラン、サバランと言ってケーキ屋さんをまわってみてください。今日では都心でもほとんど見つかりません。

 パン屋さんも焼き過ぎのフランスパンを店頭に並べているお店は偽物です。持ちを良くするために表面を焼き固めたフランスパンはパンではありません。フランスパンは表面を焼き過ぎると口に頬張って噛んだ時に強い焦げ味がしてパンの白い中身のしっとり感と小麦味を殺してしまいます。しっとり感は塩加減で決まりますので天候をみての調整はまさに職人技です。

 本物のフランスパンの焼き上げは全体の三分の二以上の部分がクルミ色に仕上がっていなければなりません。東京でも襞の部分が黒焦げて全体が焼きアーモンド色の偽フランスパンしか見かけなくなってしまいました。

 今日立ち寄ったお店は両方とも満点の合格でした。持ち帰ったフランスパンは駅に降り立ったら待ちきれなくなり家まで歩くうちに半分くらい食べてしまいました。派手な客足ではありませんでしたがスゴイお店がまだ残っていることを知って幸せな気分になりました。

 今日はあの店からとても素敵な時間をプレゼントされました。ニセモノ店に負けないで頑張ってください!

みんな同じだ!

 本屋さんに行って雑誌コーナーを覗いたら男性の顔写真を配したものが多数ありました。ところがよーく眺めてみると目の印象が同じなのが異様に感じました。

 よく見てみると綺麗な半月状の形をした目に見事に統一された二重瞼が乗っかっていました。近頃は女性の真ん円い整った鼻の穴と男性の二重瞼というのが芸能界では流行なのでしょうか。

 顔の部品がみんな同じになっていくというのは気味悪くありませんか。失礼しました。

在日米軍の存在 日本の未熟な民主主義とアメリカ

 私は戦争には反対ですが在日米軍の駐留には反対しません。米軍の存在はひとつは東アジアの平和のため、もう一つは日本の暴走を防ぐためには今日でもまだ必要であると考えるからです。

 
 確かに在日米軍基地は沖縄の人々を苦しめ過去にはベトナム戦争やイラク戦争などにも利用されました。いくら戦争に反対でも実際に始まってしまえば基地利用を拒否する方法はありません。こういった意味で理想は基地や軍隊をなくすことでしょうが現実にはかなわない話です。

 私たちはどんなに自分の気持に正直に生きたくてもそうはいかないことがあります。こういう矛盾をはらんだ状況をアンビバレントと形容するのでしょうか。アンビバレントとは気になるところがあるという意味にも取れます。在日米軍もアンビバレントな存在で気になるものです。

 では在日米軍が日本から撤退したらスッキリするかといえば私としてはこのままの状態で日本軍が生まれたらもっと気になるはずです。ですから現状が苦しくても今より悪くならないように私はどこかで妥協して生きていくより仕方がないと思っています。

 ではこの妥協と少しでも誠実に向き合う方法はないのでしょうか。あります。それが国境を越えて若者を分け隔てなく大切に育て優しく見守る姿勢です。若者を大切にする心こそ平和への最高の近道だと思います。

2013年4月25日木曜日

笑い話 ウサギと亀

 ウサギ 「ワーイ、ドン尻のろまのコンコンチキ!」
 亀    「クソー、白丸シッポのピョンピョンタン!」
 ウサギ 「ナニー、六角模様の袢纏(はんてん)ジジイ!」
 亀    「バーカ、もう泣いてるのか?目が赤いぞ!」

笑い話 医者の早合点

 元気のないお母さんを心配して美人娘が医者に連れてきました。

 娘   「どうしても朝起きられないんです。」
 医者  「なるほど。」
 娘   「料理はもちろん家事もできなくて...」
 医者  「それじゃ、お母さんはお帰り下さい。」

後悔しない歯科インプラント治療 よく歯医者さんと話し合ってから決断しよう

 先日大学の歯科専門の先生とくつろいで話をする機会がありました。かねがね疑問に思っていたことを率直に質問してみました。そのひとつが歯科インプラント治療です。

 歯科インプラント治療では金属製の支柱(インプラント)が顎骨に直接埋め込まれて人工歯根が形成され、そこにさらに金属製の支台部をねじ込んだ後にセラミック製人工歯を装着します。伝統的な入れ歯のようにガタつくことがなく美容上も優れていて装着感も自然で快適なようです。

 ここまではとてもいいこと尽くしです。問題点は人工物ですから寿命があるということです。手入れの仕方や歯科医の腕前にもよりますがいつかは使えなくなることは避けられません。その時に顎骨に埋め込んだ支柱(インプラント)はどうやって抜くかと言えば容易なことではありません。

 抜けないように作ったのですから当たり前ですがインプラントを取り除くには骨を削る以外に方法はないようです。そこで深刻なのはとても怖い骨髄炎の可能性と顎骨の強度の低下です。このように歯科インプラント治療はまだ未完成なものともいえそうである種のリスクに対しては答えを持っていないようです。

 歯科インプラント治療を受ける前には十分に歯医者さんと話し合ってください。そして安心できる方法が見つかるといいと思います。 

1月27日開始のブログで1万件のページビュー。月並みですが本当にありがとうございました

  完全なアナログオヤジが大学退職を機に思い付きで始めたブログです。これほど多くのみなさんに読んでいただけるとは想像だにしませんでした。感謝に言葉もありません。

 私はおよそ45年前にコンピュータソフトを学び始めてからは研究で営利目的前のインターネットも利用していました。そんな人間が数年間の経験後にピタリとコンピュータに触らなくなりました。その理由は簡単にいえば肌に合わなかったからです。

 そして東京を離れてパリに行って生活してみると別世界でした。大学近くの図書館に行っても連綿と続く書物の世界がありました。日本ではすでに何でもコピーの時代でしたが、そこでは手書き写しの伝統が守られていることにショックを受けました。

 近頃は年寄りネコを膝にのせて年寄りオヤジがインターネットを利用してパソコンと格闘しています。ただ戦争かテロでインターネット網が機能しなくなったら世界はどうなるのか、デジタルに深化し過ぎた感のある今日が心配になることもあります。

2013年4月24日水曜日

笑い話 ボクシング

 「アッ、右まぶたが切れて血がふき出した。」
 「アッ、左目が大きく腫れあがった。」
 「アッ、鼻が折れて出血した!」
 「ヨシ、これで俺の患者がひとり増えた。」

笑い話 お駄賃

伯父さん 「随分大人しいね。」
隼人くん 「ううん...」
伯父さん 「疲れたのか?」
隼人くん 「別に...」
伯父さん 「どうした?」
隼人くん 「お母さんが100円くれたから。」
伯父さん 「どうして?」
隼人くん 「伯父さんの出っ腹で禿げの油頭のこと言うなって...」

笑い話 無題

 「地震は怖いよなー。」
 「カミナリは厭だなー。」
 「火事も危ないなー。」
 「じゃ、オヤジは?」
 「いらないなー。」

本日で私のブログのページビューが1万件を超えそうです

 本日は私のブログの記念碑的な瞬間になりそうです。本格的にブログを開始して3か月経過しようとしていますがペ-ジビュー件数が1万件を超えます。

 最近は政治家などへの愚痴が多くなってきて年寄り染みてきたかなと反省しております。少しリフレッシュするのも名案かと思いますが金欠病ゆえに具体的な計画はありません。

 文字ばかりのアナログ的ブログを辛抱強く見守っていただき感謝に堪えません。本当にありがとうございます。

若者の命の尊さに無関心な閣僚の靖国参拝に強い憤りを禁じ得ません

 北朝鮮との緊張関係や世界経済の停滞の中で東アジア安定のカギを握る日中韓3国の関係にひび割れを作りかねない不都合な行動が政治家の靖国神社の参拝です。

 私も靖国神社にはお参りに行ったことがあります。また境内で開かれる骨董市に時々立ち寄ることもあります。しかしA級戦犯合祀の事実を知ってからは無念の死に追いやられた兵士の人たちには心の中で手を合わせるだけで参拝は絶対にしません。

 ところで今回の麻生副総理などの参拝行為は日中韓の大切な関係を大きく揺るがすものであることは明白でしょう。アメリカにとっても3国の関係が一気に冷え込んでいくなかで不測の事態が勃発すれば行動せざるを得ません。

 そういう可能性まで踏み込んで考えた場合、日本の政治家が自分だけの都合から靖国神社に参拝するのは、日本のみならず何の関係もないアメリカの若者の命までをも危険にさらしかねない身勝手な行動と言わざるを得ません。

 もし参拝する意地と若者の命とどちらが重いかよく考えた末の確信犯であるというならば、その理由を2000字以上の論文にして公表してください。その際の署名は私人としてであるなどといういつもの言い訳は許しませんぞ。

職場のパワーハラスメントの経験

 私が職場のパワーハラスメントを直に経験したのは40歳になった時でした。当時の職場にはアメリカやヨーロッパあらの仕事が山ほどあって私が一手に引き受けて踏ん張っておりました。そして望まなくても重要なポジションが次々に舞い込んできてしまいました。

 そうなると若造の私のことをよく思わない人たちが出てきて組織内でもめ事が起きるようになりました。私の部下の立場も悪くなってきて説得もむなしくひとりふたりと辞めていきました。とうとうひとりだけが残りましたが、結局はその職員は地下の倉庫室管理に回されてしまいました。

 さすがに私は何も知らない最高責任者に辞意を伝えましたが背負っている責任を言われると退職はできませんでした。彼は3年間地下室で頑張り通しました。私にとってもやり切れぬ時期でしたが、これが卑怯なパワハラかと実感した出来事でした。彼にはいまでも大変に申し訳なく思っています。

強力ミント味の口腔清涼剤で口内炎?

 時々お世話になる強力ミント味の口腔清涼剤をなめると口内炎になるので気になっていました。

 昨日偶然に高性能赤外線サーモグラフィーカメラを使って清涼剤をなめた時の舌の表面温度を調べる機会がありました。なめると舌の表面温度は全体的にかなり低下しておよそ10分経過すると元の温度に回復することが分かりました。

 また舌にのせたままの状態で見てみると清涼剤の接触した部分が大きく温度低下している様子も確認できました。こうした結果から刺激が強すぎる口腔清涼剤は口腔粘膜に損傷を起こして口内炎を引き起こしかねません。

 ミント成分のメントールは末梢血管の血流を良くするという説明がなされていますが、強力なミント味の口腔清涼剤については口腔粘膜や歯肉には有害な影響をもたらす可能性があります。頻回な使用は控えた方がいいかもしれません。

2013年4月23日火曜日

笑い話 早熟

保育園で

 「みなさーん、おやつの時間ですよ!」
 「ハーーイ、きょうは何だろ?」
 「たくさん召し上がれ!」
 「おいしそう!」
 「太りそう...」

国会議員大挙靖国参拝を機に愛国心について考えてみる

 靖国神社の春の例大祭の最終日4月23日に国会議員168人による大挙参拝を機に愛国心について考えてみました。

 戦時はともかく平時における愛国心の表現の仕方にはいろいろあるでしょうが、政府が特に熱心なのが式典における君が代斉唱と国旗掲揚です。厳しい統制に反発する声も根強くて東京都では君が代斉唱時に不起立の教員の処分が訴訟にまでなっています。

 さて日本の愛国心の支柱は何と言っても靖国神社の存在です。愛国は靖国に始まり靖国に終わると言っても過言ではないでしょう。その靖国神社に上官が軍靴を履いたまま突然土足で入り込んできた感があるのが1978年10月17日のA級戦犯合祀です。

 満20歳にもみたない将来ある若者に死ねと厳命し人たちと、有無を言わさぬ命令のもとに戦地に散った若い純真な兵士たちとを、ひとくくりにする考え方には私はとても納得できません。強引な合祀の背景には国民軽視の傲慢な姿勢が感じられてなりません。

 政府が愛国心を声高に唱えたいならば旧戦地に放置されたままになっている遺骨収集にもっと誠意を見せるべきです。私たちのために尊い命を投げ出してくれた人たちの遺骨を異国の地に平気で雨ざらしに放置しておいて、再び愛国心を強制するのは不条理すぎます。

日本の私立医科大学と医師不足

 日本の私立医科大学は授業料が高いことが特徴です。先進国の中では極めて不思議な存在のひとつといえます。人間の命はお金では買えないといいますが、日本では命を預かる医師の地位はある意味ではお金で買えます。

 自治医科大学と産業医科大学は実質的には公立ですから、日本の私立医科大学には昭和20年代に設立された旧設医科大学9校と昭和40年代後半設立の新設医科大学14校の合計23校があります。ちなみに現在は医学部・医科大学は全国に総数80校があります。

 旧設医科大学は年間授業料は比較的低い方ですが新設医科大学では軒並み500万円以上となっております。その他の施設拡充費などの名目で徴収される費用を含めると年間支払総額は1000万円以上になる大学もあります。とにかくどの私立医科大学に入学しても医師になるまでにはおよそ一億円必要であると考えられます。

 そんなわけで私立医科大学卒業後はなるべく割のいい仕事に就こうと思うのは仕方がありません。負担の大きい地域医療に来てくれといっても無理な話ですから、いくら給料をあげても病院勤務医が見つかるはずがありません。そんな事情から近頃は医師不足を理由に医科大学新設の機運があります。

 医学教育から開業医制度にいたるまで地域医療を柱にして抜本的な改革に手を付けないで、小手先の医科大学新設で乗り切ろうとしても日本の医師不足は解消しないでしょう。それならむしろ外国の医師に門戸を開放してみたらいかがでしょうか。

笑い話 落第受験生

 受験生 「先生!どうしてみんな大学行くんですか?」
 先生   「もっと成長するためさ。」
 受験生 「どうしよ、オレもう180センチあるからなー...」

笑い話 現代っ子カップル

 夜の公園で抱擁しながら、

  「好きだよ。」
  「わたしも、大好き。」
  「愛してるよ...」
  「わたしも...」
  「ヨッシャー、カラオケ行こッ!」

ページビュー件数はブログの世論調査です

 大学には第三者による外部評価というものがあって大学が一定の基準で機能しているかどうかを知る指標となっています。しかし私はこの大学の外部評価の代わりに学生に転学の自由を与えようという考えです。

 ところでブログの評価はどうなのかと考えると結局はページビュー件数で判断するしかないという気がします。もちろんコメントの記入を受け付けて最終判断を読者に任せる方法もあるでしょう。しかしコメントの記入は落書きと同じで実際の議論と違ってひとつの結論に収斂することがなくて客観的な参考にはなりません。

 ページビュー件数は世論調査のようなものです。ブログはメディアのひとつである以上はその公表を含めて大切にしたいと思います。

2013年4月22日月曜日

ウン?民放司会者の加藤浩二さんがNHKでも司会役ですか!

 日本テレビ「ヒルナンデス」に司会出演する加藤浩二さんが4月22日NHK「大人バトル」の司会役をしていて驚きました。最近はNHKにも民放の人気タレントがたびたび出演するようになってきましたがとても違和感を感じます。

 日本の民放は背後関係が非常にはっきりしていて保守系かどうかの仕切りが明確ですから、各局の報道もそのような味付けがとても色濃いのが特徴です。

 そのため特に民放の司会者は言っていいことといけないことそして言い方を踏まえて仕事をしなければならないようです。そんな色つき感のある民放の司会者が一応は公明正大なはずの公共放送のNHKの司会者としてだけでなくて話の仕切り役までしていいのですか。

 ひょっとすると近い将来NHKニュースの司会者にビートたけしさんが指名されるなどというブラックユーモアが現実になるかもしれません。恐ろしいことです。

都営バス24時間運行と世界一長時間通勤都市東京

 東京都はまず六本木と渋谷間で都バスの24時間運行を始めたいようです。夜遅くまで仕事や娯楽で都心にとどまることの多い人にとっては朗報かもしれません。

 ところで先進国で東京ほど多くの人々が長時間通勤をしている大都市は世界広しといえどもありません。この点でもっとも対極にあるのがドイツでしょう。ドイツにはベルリン、フランクフルト、ミュンヘンそしてハンブルクなど、私たちのよく知る大都市があります。

 ドイツの人口統計(2008年)を見てみますと、首都ベルリンが343万人、ハンブルク177万人、ミュンヘン133万人そしてケルン100万人となり、あとはフランクフルトが67万人と続くだけで100万人都市は4市しかありません。東京のサラリーマンには普通の片道1時間半の通勤時間などというのはまずあり得ません。

 こうしてみると私たち東京首都圏に住む者は通勤という大きな負担を背負って生きていることになります。安倍首相の推進する国家戦略特区として世界一ビジネスのしやすい都市の実現という標語は魅力的ですが、世界一長時間通勤都市東京で理想的な30分通勤を実現するためにはお金を出す以外にないのでしょうか。

 都営バス24時間運行もいいかもしれませんが、住民重視の視点から通勤時間短縮の議論が行政サイドのどこからもまったく湧いてこないのが残念です。

今日は株式市場が活況でしたが今後の動向は?

 4月22日の東証一部日経平均株価は4月11日に記録した年初来高値を更新して13611円で引け、市場は活況のうちに終わりました。東証一部の売買代金は2.7兆円でした。

 私がブログで紹介しましたファーストリテイリングのユニクロの株価は終値が34300円でした。4月5日に瞬間的に最高値38350円を付けてからは現在まで一割の値下がりをしたところで上下しています。2割下落しますと一挙に売りが出そうですから今が居心地がいい水準でしょう。

 東証の株価が突然値上がりを開始したのは12月に入ってからです。それまでの東証一部の売買代金も1兆円の水準を上下するばかりでした。ところが急激な株価上昇とともに12月14日には2兆円を突破して、今年3月には3兆円を超えるまでになりました。そして4月5日には前年の最低売買代金の8倍に当たる4.9兆円を記録しました。

 私たち素人が株価急上昇を半信半疑で眺めている間に東証の取引代金は何倍にもなった訳です。恐らく機関投資家が何らかの確実な情報を入手して一般投資家の意表をつくかのように束になって買いまくったのでしょう。とするとこれまでの株価上昇は主にプロの投資家によって実現したものとも考えられます。

 ではこれからはどうなるのか。私にはまったく分かりません。機関投資家に聞いてみるしかないでしょう。

参院予算委員会 もっと実のある議論を期待します

 NHK中継の参院予算委員会の様子を視聴していると議論がまったくかみ合っていませんでした。その評価は大学の成績でいえば30点くらいの不可の出来でしかありませんでした。

 一番気になったのは野党の質問者が各論ベースで追及しているのに閣僚の方は総論的な逃げ口上を使って話に乗ってこないことでした。結局は両者の議論が全くかみ合わずに空転していて何か実のある結果が出てくるようには到底思えませんでした。

 出席している国会議員の様子を見ても大学の講義みたいでまったく緊張感が感じられません。意味のない議論を駆逐するために従来からの質問内容の予告方式を廃止してお互いに前準備なしの真剣勝負にしたらどうでしょう。

 失礼かも知れませんが、あんな時間つぶしをやっている人たちに高給を支払うのはもったいないと思いました。

2013年4月21日日曜日

「社会は男によって動き女によって支えられる」 ネコの求愛行動から学んだこと

 キャンパスのノラネコたちの恋の季節はすっかり収まり元通りのテリトリーに分かれて平穏な集団生活が再び始まりました。私がおよそ1年半の期間にネコたちを観察して分かったのは「社会は男によって動き女によって支えられる」ということです。

 ネコには恋の季節があってもっとも子どもができやすい時期は冬です。ネコ社会が動き始めるのはオス猫の求愛行動からです。人間は求愛行動を快楽に変えることで非効率な繁殖の季節性を克服しました。ネコには年に数回の恋の季節しか妊娠のチャンスはなくて非効率ですから多胎性で生き延びてきました。

 ネコのメスの生殖能力は何年も続きませんから、妊娠確率を高めるためにもオスは本能的に活きの良いメスを求めてテリトリーを越えて求愛行動を開始します。そんな時にはオス猫はみなとても殺気立っていてすぐに喧嘩が始まります。ひょっとすると人間のオスが浮気をして家庭に波風を立てるのも生存競争の名残かも知れません。

 とにかくネコたちのギャーギャーニャーニャーの大喧嘩の声が聞こえてきたら、水温む春の訪れを知らせる吉事だと思ってうるさがらずに温かく見守ってやってください。

イモトは兼高かおる氏の現代版タレント

 1960年代にTBS「兼高かおる世界の旅」のレポーターとなって世界中を飛び回って日本人の憧れの的となったのが兼高かおる氏です。兼高氏は日本人離れした顔立ちと行動力で海外旅行がまだままならなかった私たちに世界各地の紹介をして海外旅行の魅力を伝えてくれました。

 私が海外に興味を持ったのもこの番組に啓発されたからでもあります。兼高氏の海外紹介はむしろ品よくよそ行きの雰囲気で魅せるものでした。当時の日本の道路はまだあまり舗装されておらず、ガタガタ道は道路ではないという先進国の感覚さえ不思議に思われた時代でした。

 一方で日本テレビ「世界の果てイッテQ」出演の人気ガールのイモトは一級の身体能力と冒険心そして並々ならぬ突撃精神で世界各地をいわば征服している注目のタレントです。彼女は中性的な野性味をもって20世紀に日本人が好んで旅した観光地とは一味違った土地を紹介しております。

 20世紀を代表するのが兼高かおる氏なら21世紀の若々しいエネルギーを感じさせる新しいタイプのタレントがイモトということなのでしょう。大人の駆け引きや打算を捨てて若者らしくがんばれイモト!そして今日の厳しい環境にある若者たちもイモトに続いてもっと破天荒に行こう!

巨額資金が集まり出したメタンハイドレート研究

 私の3月17日のブログで説明しましたメタンハイドレートの研究は今や巨大プロジェクトになろうとしており、原発開発前夜のような様相を呈してきました。

 メタンハイドレートとは天然ガス成分のメタン分子をたくさん閉じ込めた水のシャーベット状物質と考えて構いません。この研究は深海底のメタンハイドレートを採取してメタンだけを集めて天然ガスにするための技術確立が目的です。

 今日の研究課題は採算性にありますが実用段階になれば地球温暖化への破滅的影響が明らかになってくるはずです。

 この研究の問題点をわかりやすく言えば天然ガスや石油の採掘はコルク栓の瓶から中身を取り出す程度の技術水準の話です。一方でメタンハイドレートの採集はラムネの瓶から栓を抜かずに中身を回収する技術確立に等しいのです。

 たとえラムネの栓のガラス玉に注意深く穴を開けて中身を回収することができたとしても、万が一にも栓が抜けたら原発と同じく一巻の終わりの可能性があることを研究者はまずはっきりと伝えるべきだと思います。

 それを言わないで巨大国家プロジェクトにするのは原発に続く第二の安全神話の始まりです。

年寄りは若者のために何ができるか

 昨日は幹事をしている大学のクラス会がありました。65歳にもなろうというのに50人以上いた同級生でまだ欠けた人はいません。これは統計的には奇跡的なことです。

 ちょうど団塊世代で競争に揉まれ東大紛争の真っただ中にいた世代ですからしぶといことこの上ないとは思うのですが、若い世代のために年寄りは早く消えた方がいいという率直な意見も出ました。

 定年後も大学に居座る代わりに海外に出ることを決めた人もいました。私も黒猫ディーン達の世話役が現れたらまた海外に飛び出したいとも考えております。大学で若者の将来を一部背負ってきた責任を思うと何とか彼らの重しにならないようにこれからを考えねばならないと強く思ったからでもあります。

 結局はまずは元気でいることが私たち年寄りの最大の責任でしょう。なかでも運動の大切さがますます強く認識されています。私は健康と節約を兼ねて黒猫ディーンの餌やりに片道3キロの山坂を歩いて通っています。みんなで健康保持に頑張りましょう。

笑い話 お金を掛けるもの

 若者        アイフォン
 おばさん     高級化粧品
 おじさん      居酒屋
 女性タレント   美容整形
 ボーイフレンド  ガールフレンド
 ガールフレンド   シャネルバッグ

「主権回復の日」 主権は安倍首相だけのものではありません!

 安倍首相はサンフランシスコ平和条約が発効した4月28日を「主権回復の日」とし式典には天皇皇后両陛下が出席されることを閣議決定しました。

 憲法改正を宿望する安倍首相は先の読めない首相の座を奪い返した今こそ改正の布石だけでも打っておきたいと焦るのは分かります。しかし自らの説明も国民の議論の煮詰まりもないうちにさっさと決めてしまっては主権のあり場所が違っています。

 日本国憲法前文には「ここに主権が国民に存することを宣言し」とあります。私はこの前文の『主権が』は文脈からすると『主権は』であると考えておりますが、その理由はまたにします。私が疑問視するのは「主権回復の日」をいわば勝手に決めてしまう首相の大きな感違いです。

 主権は私たちにあって安倍首相だけのものではありません。民主主義の求める適切なプロセス(デュープロセス)が踏まれずに独善的になされた閣議決定は不適切なものと言わざるを得ません。

 私が言いたいのは「主権回復の日」の可否のことではなくてdue processへの認識の欠落です。「決められない」民主党も困りものでしたが、近頃の「決め過ぎる」自民党も気味が悪いです。主権回復しても真の民主主義は遥か遠いようです。

2013年4月20日土曜日

満員電車内でアナログオヤジのドッキリ

 数日前にケータイからスマートフォンに変更しました。料金体系の説明を細かく受けてみて新規加入した方が絶対に得なことが分かったからです。


 しかし今日は電車内で本当に困りました。突然音楽が流れ出して止まらないのです。どこをタッチしてもさっぱり音楽は止みません。スイッチを切ってもダメです。万事休すかと思いきや、ハッと気が付きました。


 バカだなー、満員電車で周りにたくさん人がいるではないか!


 お隣さんにお願いしたら私のスマートフォンはすぐに黙ってくれました。あんなに満員の電車内で困っても隣の人に助けを求めようとしないとは...お互いに無関心な現代人の盲点でした。


 ジルベルベコーやシャルルアズナブールのシャンソンに「無関心」という歌があります。題名は同じですが歌詞は違います。それぞれを聴いてみてください。お互いが無関心に暮らす社会の恐ろしさを歌ったものです。

笑い話 スピード違反

 「ポルシェの運転手さん、止まりなさい!」
 「ウン、パトカーか。ヨシ200キロ超えだ。」
 「ポルシェの運転手さん、止まりなさい!」
 「オッ、まだ付いてくるか。ヨーシ250キロだ。」
 「ポルシェの運転手さん、先に行って待っててくださ~い!」

笑い話 花粉症

 坊主  「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏」
 喪主  「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏」
 坊主  「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏」
 喪主  「ハックション!チクショウ、花粉症で涙が止まらない...」

賃貸契約 敷金ぼったくりは断固として許さない

 賃貸契約における敷金は退出時にいろいろとおかしな理由を付けられて返金されないのが日本の悪い慣習です。家主の強欲というか恥ずべき悪習と言わざるを得ません。

 敷金とは関係ありませんが私には苦い経験があります。かつてドイツの民宿で缶詰を開けた時に中身が飛び散ってしまい真新しい壁紙を汚したことがありました。正直に話して許してもらいましたが宿の女将の苦り切った表情は今でも忘れません。

 かつて大地主が建てたアパートに入居した時は公的資金の融資の縛りから礼金はありませんでした。しかし退去時にはごっそりと礼金代わりに敷金を取られました。家主の巧妙なやり方に口惜しさのみが残りましたが、当時は対抗策が分からず泣き寝入りで終わりました。

 さて今回の私の経験したケースは契約にある現状回復の解釈から出たトラブルです。入居時にプロの清掃も新規内装もない汚いままで入居する代わりに敷金だけにしてもらいましたが、退去時には自分で付けた照明器具を含めて一切の新規内装費の半分の負担を請求されました。

 こういう理不尽な請求には断固として対抗しないと敷金を理由なく巻き上げられる現状を変えることはできません。困ったときには東京都庁に賃貸ホットラインがありますので相談してみるのもいいでしょう。

エルトン ジョン 私は『Have Mercy On The Criminal 』 が大好きです

 これは私の大好きな歌です。私たち日本人には絶対に作れない歌でもあります、というと叱られそうですが、私はそう思っています。


 私たちは小さな戸建てに囲いを作るほど仕切り好きな性分ですから勝手な見方をしがちです。例えば犯罪者は完全にあっち側の人にされてしまい、出所してからも居場所がありません。私たちは自分の本音と建前は案外分かっているのに、他人の見方は意外に一面的です。


 私はあるフランス人の神父さんとアルコール問題の話をしていて、男女の仲は間違いが起きやすいから危ない状況を作らないようにしなさいと言われたことがあります。その言葉にキリスト教の教えに触れたような気がして新鮮な驚きを感じました。


 人間は間違いを犯します。ウソもつきます。大切なのは悪人も善人もみな同じ人間だという感覚です。この歌を私が大好きなのはこれがしっかりと表現されているからです。歌には闇夜に囚人が脱獄して警察犬に噛み殺されるのを覚悟で逃げまどい、瞼に母親の姿を思い浮かべて死に物狂いになっている恐ろしい光景が表現されています。


 この歌でエルトン ジョンは囚人もやはり母を思う魂が宿った人間であることを訴えたかったのだと思います。

2013年4月19日金曜日

アメリカのボストン爆弾事件の世界経済への影響がとても心配です

 米国マサチューセッツ州愛国者の日4月15日開催の伝統あるボストンマラソン会場で痛ましい爆弾事件が発生して多数の死傷者が出ました。まず犠牲者そして家族友人の皆様方には心からお悔やみ申し上げます。

 さて事件に関しては4月19日容疑者2人が特定されて一人が逮捕後に死亡し、残り一人が捜索中であると報道されています。彼らが真犯人であり、一日も早く事件の背景と事実関係が明らかになることを期待したいです。

 この事件に関しては門外漢の私が語る理由は全くありませんので深入りしません。ただひとつ気になることがあります。それが世界中に与える心理的な影響の大きさです。

 これまで世界経済を牽引してきた中国の成長に陰りがはっきり見えてきました。そのためか過去10年間も続いてきた金価格の上昇も波乱の展開を見せ始めております。ここで代役としてインドに期待する向きもありますが時期尚早であることは誰の目にも明らかでしょう。

 結局頼りになるのはやはりアメリカしかないといういつか来た道を帰るしかありません。そんな微妙な時期にこの事件を契機にしてアメリカが揺れ始めてはたまりません。9.11の同時多発テロ事件からやっと立ち直ってきた感のあるアメリカの社会が平和平穏であることを心から祈ります。

今後の円とドルの為替動向を読んでみる

 4月19日のNHKニュースでは、アメリカの首都ワシントン市で開催中のG20に出席した麻生財務相とアメリカのルー財務長官が円安誘導しないという合意に達したと報道されました。私はその合意の原文を読んでいませんが、これはアメリカが受け入れられる円安はこの辺りまでということかと解釈しました。

 ドルと円の交換レート変動の影響はすぐに日米の貿易収支に反映してきますから、極端な為替変動は両国の利害関係からすると好ましくないのは明らかです。ですから変動幅にはそれぞれに許容範囲があるとみるのが妥当でしょう。

 過去の為替相場からみれば一ドル70円では明らかに円高に進み過ぎです。また昨日の日米会談から見えてくるのは一ドル100円以上の円安も困るということでしょう。つまり常識的に考えると当面は一ドル90円前後の水準に安定するのが日米両国にとって望ましいという見方が成り立ちそうです。

 仮にそれから大きくブレる動きがあった場合には日米両国は為替安定化のために協調的に行動する可能性がこれからは高いはずです。これまで一ドル70円台で放置されてきた超円高状態は明らかに政府の怠慢であったと言われても仕方がないでしょう。

 ただ円安に導く方法として今回の日銀のやり方が一般庶民を前にして正当性があるのかどうかについては専門家の活発な議論を期待します。

ユルキャラ風マツコ デラックスさんと理想のお母さん像

 日本テレビ「スッキリ!!」を見ていたら「お母さんになってほしい芸能人」の上位10位ランキングが紹介されていました。

 解説者の第一声はみんな綺麗な人たちだというものでした。私は上位9名のタレントさんはさっぱり知りませんので異色のマツコ デラックスさんが選ばれたことについて考えてみました。

 マツコ デラックスさんは容姿は女性のように見えますがれっきとした男性です。恐らく回答者はそのことはきっと分かっているはずです。また人気があるからたまたま指名されたという偶然的な結果ばかりでもなさそうな気がします。

 まず綺麗な人が理想の母親像の上位にいるというのは今日の映像デジタル社会をよく反映していて、自分は綺麗でありたいという強い願望の延長上にありそうです。では10位のマツコ デラックスさんの魅力とは、あの容姿から受けるホッコリ感と気立ては怖そうなのに何となく包容力を感じさせる仕草ということではないでしょうか。

 幼少時から塾通いを強制され受験競争に有無を言わせず放り込まれる多くの現代っ子の求めるユルキャラ感をマツコ デラックスさんは具現しているということでしょう。

抜け駆けを許さない社会の恐ろしさ

 日本は自由主義国家ではありますが、報道上は様々な規制や自由な報道を許さない構造的な仕組みがあったりして、マスメディアの世界は私たちが考えているほど自由なものではなさそうです。

 マスコミの泣き所はスポンサーが付かなければ商売が成り立たないことです。分かっていても利害関係から産業界に都合の悪い報道はできません。またこれまでの日本の産業界は政府の庇護のもと官民一体となって成長の道を歩んできましたから、報道の自由は権力の意向に背くことにもなりかねません。

 こうした報道規制は長い歴史の中で複雑な人脈関係が形成されて阿吽の呼吸で機能するようになっているようです。不都合な問題が生じると何の指示も出ていないのにいっせいに自己保存のスイッチが押されてしまいみな貝のごとくに口をつぐんでしまいます。

 社会の変革を促すには抜け駆け的な行動に走る人やグループが出てこられる自由な風土がなければなりませんが、そんな損な役目を請け負っても日本では孤立するだけなのが現実でしょう。特に自己保存のために見せる私たちの結束力はある意味とても恐ろしいことでもあります。

笑い話 田舎者の銀ブラ

 「やっと念願の銀ブラだ!」
 「オー、これがみゆき通りか。」
 「オー、これがソニービルか。」
 「オー、これが和光か。」
 「やっと歌舞伎座まで来たか。」
 「ところで銀座は遠いのか?」

2013年4月18日木曜日

ビートたけしさんお願い!

 現在のテレビ界のドンといえば誰が見てもビートたけしさんではないでしょうか。ビートたけしさんの毒舌はあの独特な早口と甲高い声に乗せて発せられる悪ガキっぽい表現が相まってとても不思議な魅力があります。

 週刊誌などのコラムもやはり毒味が利いていて読んでいるとあたかも世間話をして思いっきり憂さ晴らしをしたような気分になる不思議な効用があります。

 こうして見るとビートたけしさんは芸能界には捨てがたい不世出のキャラクターであることは間違いありません。

 ただ注意深く観察しているとわかりますが、話題が脇に流れて都合の悪い核心に触れそうになると天才的な閃きをもって煙(けむ)に巻いて舵を切り直してしまう超一流の頭の良さが感じられます。

 ビートたけしさんが天才的な毒舌家であったとしても、マスコミ界で踏み越えてはいけないものをきっちりとわきまえた良識の持ち主であるからこそ、芸能界でここまで長く生き延びてこられたのでしょう。

 いちどビートたけしさんの良識のネジを外してマスコミ界を追放されるくらいの毒舌を聞いてみたいです。できれば芸能界がもうひと捻り加えて良識の殻を脱ぎ捨てるきっかけを作ってもらいたいです。今こそ私の仲間になって一発お願いします!

もはや車検制度を廃止しよう

 日本には先進国には珍しい車検制度という車体検査があります。煩雑な手続きと相当な金銭的負担を強いられるこの制度は大きな無駄な規制のひとつでしょう。

 車体の安全性を確保するためとはいっても、これだけ進歩した日本の自動車製造技術を持ってすれば車検制度は果たしていかほどの意味があるのか疑問です。もし安全上の不安があるならば保険加入時に必要最少限の点検をすれば済むはずです。

 ヨーロッパへ行ってもアメリカを訪れてもクラッシックカーに勝るとも劣らぬ古い車が走っていて度肝を抜かれることがあります。こうした他国の状況から考えてみると日本の厳しい車検制度が今日まで生き続けているのは大きな利権の巣窟となっているせいでしょうか。

軽自動車の排気量を800cc まで規制緩和しよう

 日本が世界に誇る軽自動車の規格は排気量が660ccとなっていますが、燃費の良さを考慮すると800ccまで規制緩和したらいいと思います。

 日本の軽自動車が外国で知られている例としてはダイハツの誇るアクティブトップ2シータースポーツカー「コペン」です。イギリスでは基本的にほぼ日本仕様のままでも好評を博しているようです。

 石油資源の節約のための切り札はどう考えても軽自動車しかないでしょう。日本の軽自動車には「コペン」や生産中止になったダイハツの4駆「テリオスキッド」のほかに、スズキの4駆の名車「ジムニー」や「ワゴンアール」、果ては軽トラックダンプカーやキャンピングカーまで普通車には見られない独創的な車種が山ほどあります。

 これからのアジアアフリカ南米諸国のモータリゼーションの進展を、石油節約と環境対策の意味からサポートできるのは日本の伝統ある軽自動車しかありません。ベンツの誇る軽タイプ「スマート」などへでもありません。そのためには排気量の規制を緩和して800ccまでは各社の自由にさせるべきです。

 ただ利益の薄い軽自動車の開発に消極的な大手自動車メーカーを敵に回しかねません。エコではない大型車をエコ減税と名うて贔屓にしたくらいですから、大票田を敵に回す覚悟はやはりできないでしょうね。

2013年4月17日水曜日

国会議員のみなさんに根性見せろ音頭で喝!

 国会議員のみなさんの中には周囲の白い目など露感知せず「愛日長アマガエル」風に現場を暴露してくれる正直な人はいませんか。

 党議党則に縛られたり政党助成金を当てにせず次の選挙なぞクソ食らえと言わんばかりに思いっきり庶民のために活躍してくれる人はいませんか。

 本音と建前を上手に使い分けいつもぶりっ子ぶらないでもっと野性的に恥知らずに振る舞って私たちをドキドキハラハラさせてくれる人はいませんか。

 老若男女みんな同じ黒髪で若さを売り物にしなくても地肌で勝負して負けたらケラケラと笑い飛ばすくらいの豪放磊落な人はいませんか。

 選挙の時だけはペコペコする首振り人形根性を捨てて選挙民にカツを入れるくらいの度胸を持ち合わせた人はいませんか。

 俺は平和が命の支えであるとウソぶいてでも中国や北朝鮮に野放図に乗り込んで行く鉄砲玉のような人はいませんか。

笑い話 「のぞみ」 新大阪行き

  「フー、間に合ったぞ...」
  「この列車はのぞみ221号新大阪行きです。途中駅は新横浜、名古屋、京都です。」
  「ナニー?もっとあるだろ!」

外国からのページビュー数が国内を超えそうです。世界中のみなさんよろしく!

 外国からのアクセスが増加してきて国内のページビュー件数をそろそろ超えそうです。アナログ派の私には何とも理解でない状況ですが大歓迎です。世界中のみなさんこれからもよろしく!

日本の究極の規制緩和 戸籍制度、住民登録、印鑑証明など全部廃止しよう

 昨日は市の出張所に住民票を取りに行きました。駅に隣接する最高の立地にあるのは助かりますが、訪れた午後2時頃には市民はだれもいませんでした。そこに6人の係員が配置されていました。

 戸籍制度、住民登録、印鑑証明などは全部廃止したらどうなるかとても興味があります。本籍が基礎となる戸籍制度廃止ならば出自で差別される問題はなくなります。生まれた子どもは親の付属物のような扱いも受けずに済みます。

 住民登録はすべて自己申告とし、印鑑証明もサインにします。こうすればこれらの登録管理などに関わる膨大な数の公務員を介護など福祉分野に振り向けることができます。

 これらに代わる個人証明書は医師による出生証明書とパスポートで十分ではないでしょうか。外国人でも日本で生まれればパスポートを取得して二重国籍も可能にすれば、今日の複雑な国籍問題は解消します。

 今やフランスなどでは事実婚が多数を占めています。生まれてくる赤ちゃんは日本的に言えば半数以上が非嫡出児になってしまいますが、出生証明書には母親の名前のみを記入するようになればそういう問題もなくなります。

日本の人口減少超高齢社会 有償ボランティア制度を充実させよう

 総務省発表の平成24年推計人口では働く人たちの減少と高齢者の増加というダブルパンチの様相が明らかになりました。

 この危機を安倍政権はどう乗り切ろうとしているか分かりませんが、一般人の立場から今後の医療・介護・福祉について破綻の危機に直面する地方財政から考えてみます。

 地方自治体(都道府県市町村)のなかで国からの直接的財政支援にあたる普通地方交付税交付金を受けていないのは都道府県では東京都だけです。市町村では全国に53団体あります。東京都23区は地方交付税交付金の対象ではありません。

 東京首都圏で交付税をもらわない健全な財政状態にある市町村は千葉県が浦安市や成田市を含めて5市、東京都が立川市、武蔵野市、三鷹市など6市、神奈川県が鎌倉市、厚木市など4市村となります。全国的にもっとも多いのが愛知県で14市町もあります。

 このように見てくると今日の人口減少超高齢社会において、国の財政破綻が間近に迫っているからといって、地方財政だけで医療・介護・福祉費用の増加分を賄うのはとてもできません。ですから個人の負担は今後大幅に増えるとともに給付削減も大胆に実施されることでしょう。

 このような危機を乗り越えるための名案は思いつきませんが、もっと元気な定年退職者を有効活用する有償ボランティア制度を各分野で整備すべきと考えます。平均給与が年収で600万円を超える役人だけに任せるのではなくて高品質で低廉なお年寄りの貢献を活用したいものです。

 これを阻む唯一の問題は既得権を享受する金食い虫の各種団体を保護している無用な規制でしょう。

戦後最大の総人口減少 日本の致命的なマイナス要因とは?

 4月16日に総務省が昨年10月1日現在の推計人口を発表しました。さてこの減少数が1950年以降で最大の28.4万人となりマスコミで話題になっています。

 日本の人口が一人減れば富を生み出す人が減るわけですから経済的にはマイナス要因ですが、逆に社会保障費などは不要になりますからプラス要因でもあります。この視点を忘れないで昨年の人口減少を年齢階級別に見てみます。

平成24年10月1日推計人口から
 年少人口(0~14歳)        1654.7万人     15.8万人減
 生産年齢人口(15~64歳)   8017.5万人     116.7万人減
 老年人口(65歳~)        3079.3万人    104.1万人増
※総務省ホームページより引用

 この統計値からは、働いて稼いでくれる生産年齢人口が減少し、社会保障費がかさむ老年人口が増加していることが分かります。つまり若い人が減って経済的にマイナスであるうえに、年寄りばかりが増えて社会保障費の面からもマイナスとなり、ダブルパンチの様相を呈していることがよく分かります。

 日本の人口減少はGDPの視点からは確かにマイナスですが、そのうえに急激な高齢化現象を伴っていることが財政的にも負担が重い致命的な問題であることを理解しなければなりません。

2013年4月16日火曜日

笑い話 美容整形

   「どこを整形しますか?」
   「お亀顔のホッペとタレ目」
   「それから?」
   「たらこ唇」
   「ほかに?」
   「幅広の怒り鼻」
   「???それだけ!」

驚きのがん保険 80歳でも加入できるカラクリをバラします

 テレビなどのCMで有名ながん保険がなぜ60歳や70歳でも加入できるのか。普通に考えれば不思議です。がんの年齢別死亡率(人口10万対)は男女とも40歳以降になると急激に上昇することを私たちは経験的に知っているからです。

 しかし甘い誘い文句のビジネスにもそれなりの根拠があります。そこで見方を変えて年齢別がん罹患リスク(がんと診断される確率)を見てみますと、私たちが考えているものとはまったく違ったイメージが描き出されることに気が付きます。

 がん罹患リスク(男性の場合)
          現在の年齢       80歳まで         生涯
               40歳           16%           26%
                               50歳                         16%                      27%
                               60歳           15%                      26%
                               70歳           11%                      23%
                               80歳                       17%

 ※このリスクは女性の場合も同じ傾向です。興味があれば独立行政法人がん研究センターがん対策情報センターの統計をインターネットで参照してみてください。

 さて上記の表を見れば一目瞭然です。40歳以上のどの年齢層を取ってもがん罹患リスクはほとんど変わらないどころか、むしろ高年齢層ほどがんと診断される確率は小さくなっています。

 これが80歳でも加入できるがん保険が儲かる根拠なのです。なぜ年取ってくるとがんになりにくくなるかはいつか説明しましょう。

笑い話 ネコ嫌い

 「ネコは大嫌い!」
 「私もイヤ!」
 「僕は見るのもイヤ!」
 「じゃ、ドラえもんは?」

日比谷公園でネコ談義 浮浪者とネコの温もり

 日比谷公園を通りましたら、夕方の陰りかけた陽だまりのベンチに50歳前後の男性浮浪者がひとり座っていました。よく見ると彼の膝の上には灰色のネコが一匹まるくなっていました。


 ネコはイヌと違って非常に寒さに弱くてすぐに風邪を引きます。また人間と同じように一人前のクシャミをしたり鼻水も垂らしますが、昔の鼻たらし小僧のような乳緑色のズルズル状態にはどういうわけかなりません。


 私は当の浮浪者に声を掛けたところいろいろとネコの話をしてくれました。3人(2人+1匹)でお互いのノラ生活を笑い飛ばす会話が弾みましたが、中でも彼の別れ際の言葉が水温む季節になると思い出されてなりません。


 それが「夏は暑いんだよなー」でした。夏は膝に乗せたネコが暑苦しくても我慢している彼の優しい気持が偲ばれます。

日比谷公園でネコ談義 浮浪者とネコの温もり

 冬に日比谷公園を通りましたら、夕方の陰りかけた陽だまりのベンチに50歳くらいの男性の浮浪者がひとり座っていました。よく見ると彼の膝の上には灰色のネコが一匹まるくなっていました。


 ネコはイヌと違って非常に寒さに弱くてすぐに風邪を引きます。また人間と同じように一人前のクシャミをしたり鼻水も垂らしますが、昔の鼻たらし小僧のような緑乳色のズルズル状態にはどういうわけかなりません。


 私は当の浮浪者に声を掛けたところいろいろとネコの話をしてくれました。3人(2人+1匹)でお互いのノラ状態を笑い飛ばす会話が弾みましたが、中でも彼の別れ際の言葉が水温む季節になると思い出されてなりません。


 それが「夏は暑いんだよなー」でした。夏は膝に乗せたネコが暑苦しくても我慢している彼の優しい気持が偲ばれます。

地方の財政破綻危機

 全国の市町村が膨張し続ける財政支出の負担に悲鳴を上げています。日本の市町村には基本的な収入である固定資産税、市町村民税、たばこ税などからの収入では財政支出の半分も賄えていないところがたくさんあります。

 結局こうした赤字分はどのような展望のもとでどのように処理されているのかよく分かりません。ある財政の専門家に質問してみても実体をしっかり把握できていないようです。一部の行政の中枢部の人たちしか分からないという話でした。

 日本の財政には特別会計という闇の財布があります。これには国会議員といえども簡単には手を突っ込むことはできませんし、仕組みが複雑すぎて説明されても理解不能でしょう。悪く言えば特別会計は仲間内でやりたい放題になっている可能性があります。会計処理に困ったら特別会計に回せば簡単に闇に葬ることができるからです。

 こんな状況ですから日本が国と地方自治体を合わせて1000兆円を超えるであろう借金を抱えていても何の不思議もありません。

 昨日ハローワークに提出する一通の住民票を取りに行きましたら誰も来ない市の出張所には6人の係員が詰めておりました。住民票一通の交付のために分業で4人が流れ作業で対応してくれました。一日に何人申請に来るのか分かりませんがお役人の感覚に驚きました。

 学生の就職相談をしていてもよく出てくるのが公務員になりたいという希望です。なぜかと聞くと生活が安定しているからだと答えてくれます。国や地方自治体は破綻しないという楽観が染みついているからでしょうが、私たちはそろそろ行政への甘えを捨てて財政問題を自分たちの身になって考えなければならない時期に来ているように思われてなりません。

2013年4月15日月曜日

「ケア」と「キュア」の考え方について  浅田真央選手の引退表明からカイロプラクティックの効用を考える

 カイロプラクティックは日本ではほとんど知られていませんから、私が人にこの話をするとカイロプラスチックかと聞き返されることがあります。プラスチックではありません!プラク...ティックです。

 さてカイロプラクティックの本質については私は専門家ではありませんから深入りはしません。ます言いたいことは、「ケア」と「キュア」の意味の相違についてです。簡単に言えば「ケア」は予防にも通じ、「キュア」は純粋に治療を意味します。日頃の身体の手入れは「ケア」ですし、病気で入院したり通院するのは「キュア」のためです。

 例えば腰痛に関していえば整形外科医の通院治療を受けるのは「キュア」ですから、特に対症療法として痛みが無くなれば治療は完了です。結局は痛みが来れば再治療を受けるということの繰り返しになります。

 ところがカイロプラクティックは「キュア」でもあり「ケア」でもあるところが優れているところです。その目的は背骨の歪みを矯正して正常な状態を維持することにあり、痛みをなくすとともに病状の悪化を防止します。背骨の矯正は「キュア」ですし、痛みが消退してからも予防的通院を続けることは「ケア」になります。

 米国のオリンピック選手の多くはカイロプラクティックの資格者をトレーナーにしています。その信頼は、代替医療として医学的検証を100年以上にわたって積み上げてきた実績から生まれています。スケートの浅田真央選手の腰痛問題もカイロプラクティックをもって対処していたらもう少し違った結果になっていたかもしれません。

 最後に国連の世界保健機関WHOが義務付ける基準を満たすカイロプラクティックの専門教育機関は日本では東京新橋に一校しかありません。日本ではWHO基準を満たす安心できるカイロプラクティック資格者は約800人です。2万人以上いるカイロプラクティックの自称専門家による治療事故にはくれぐれもご注意ください。

笑い話 ガキ大将

 先生   「じゃー、残りは宿題です。」
 優くん   「ヤダナー!」
 秀くん   「またかー!」
 ガキ大将 「ヨッシャー、今日はやらなくて済んだ!」

2013年4月14日日曜日

笑い話 初めてのお昼寝

 保育園で

 「みなさーん、お昼寝の時間ですよー!」
 「ハーイ」
 「ハーイ」
 「ハーイ」
 「お母さんは?」

笑い話 天然ボケの奥様

 「オーイ、ビール!」
 「ハーイ」
 「オーイ、おつまみ!」
 「ハーイ」
 「オーイ、お茶!」
 「ハーイ、すぐ買ってきます。」

福島の放射能汚染状況 これまで触れられなかったコバルト60による汚染の疑い?

 福島に放射線の測定(空間線量率)に行ってきました。時間的制約もあって主に郡山と福島第一原発とを結んだ直線の北側の地域について調べてきました。

 結論から言いますとすでに知られているように放射能汚染は事故現場から同心円状に均一には広がっていません。もちろん事故原発から距離を取れば取るほど安心ですがそれほど簡単な話ではありませんから注意が肝心です。

 文部科学省放射線量等分布マップ(インターネット公開)に表示されているように地域特異的な汚染状況がありますので参考にするとよいと思います。

 私の印象としてはこれまでの文科省等の測定結果との大きな相違はありません。ただ気になるのが放射性物質コバルト60による汚染が疑われることです。コバルトは骨や脳に蓄積しやすくて強い放射線を発生します。

 問題は、飛んできた放射線がどのような放射性物質からのものなのかを特定できる測定器としては、私が使用しているi-FKR508及び姉妹器i-FKR254しか世界広しといえども存在しないということです。私だけでデータ分析するのは荷が重過ぎる問題ですが、優秀な放射線測定器i-FKRシリーズを使用しない限り確認の方法がないのですから厄介です。

 もしコバルト60による汚染が事実であれば福島原発事故による放射能汚染はセシウム汚染以上の新しい深刻な問題を抱えることになるかもしれません。土壌を含めたもう少し詳細な分析をして、コバルト汚染が確実であれば発表には現役の学者の力を借りたいと思っています。

 何とか私の間違いであることを祈るばかりです。

2013年4月13日土曜日

世界フィギュア国別対抗戦2013 真央ちゃんが可哀想でした

 先回の冬季オリンピックで目標の金メダルを取れなかった浅田真央選手はまったく休息を取ることなく今日まで滑り続けております。

 4月13日の国別対抗戦の演技を見ていても浅田真央選手の表情からは試合に臨む充実感や演技をする喜びが感じられませんでした。精神的にも肉体的にもいっぱいいっぱいで余裕のなさがありありでした。

 日本のフィギュア界を背負ってリードし続けなければならない重責を生真面目な浅田真央選手ひとりに何年間も負わせるのは残酷すぎます。厭と言えない性格から責任を果たそうと滑り続けても金属疲労を増すだけで決して良い結果とは結び付きません。

 特に先回のオリンピック後はスケート界のお家の事情を察してか無理をしながら出場し続けているように見え、そのけなげなしさには痛々しさを感じます。天才少女と崇められた浅田真央選手をこれ以上苦しめて潰してしまわないように誰か守ってあげられないものでしょうか。

 韓国のキムヨナ選手は自分なりの意志を貫いて先回の冬季オリンピック後は自立した選手生活を送って今年は完全に復活しております。日本も諸事情はあったとしてももう少し選手に集団的圧力を感じさせない自由な雰囲気を作ってあげてください。

 とにかく今日の演技を見て天才真央ちゃんが可哀想になりました。

笑い話 生真面目な警官

 警官   「待てー!」
 犯人   「バーカ、誰が待つか!」
 警官   「待てー!」
 犯人   「うるせー、バカヤロー!」
 警官   「待ってくださ~~~ぃ...」

福島で考えたこと 電気は商品ではなくて貴重な資源である

 福島第一原発事故までは電気は確かに商品でした。しかし、本当は貴重な資源であることがはっきり見えてきたのが皮肉にも原発の事故でした。

 まずここで理解しておきたいのが発電した電気は捨てることができないことです。発電した電気は何らかの方法で消費し尽くさねばなりません。原発は安全上の理由で常時フル稼働が至上命令ですから必然的に夜間電気は余ってしまいます。これは原発由来の電力の特徴です。

 その余剰分は火力発電を止めて調整しますがそれでも余ります。この余剰電気を手っ取り早く消費する方法が効率の悪い揚水発電によるバックアップです。これは夜間電気を使って大きなダムにポンプで水を汲み上げて貯めておき必要な時に汲み上げた水を使って水力発電をします。

 また電気自動車を普及させれば夜間電気の消費は一気に増加して不足がちとなります。そうなるとさらなる原発推進の理由になります。電気自動車は原発推進派にとっては一石三鳥でした。その三鳥目は環境に優しいという売り文句です。ところが実際には電気自動車と原発がそんな売り文句を隠れ蓑にきっちりと結びつくのです。

 この事実から電気を商品と見なして消費を煽る原発依存の経済構造がはっきりと見えてきます。毎年増益を確保して持続的に成長を続けるには原発はとても都合のいい発電システムです。原発を廃止して発電量に限界のある再生可能エネルギーの社会に転換すると結局は節電が不可避です。それでは旧来の消費奨励の経済構造を放棄せざるを得ません。経済界には都合が悪いことこの上ありません。

 日本がこの構造転換に極めて消極的なのは先ほどの4月のアースデーをみても明らかです。アースアワーと謳ってパリの観光名所エッフェル塔では短時間ながら照明が消されます。そういったインパクトが大きい節電への啓蒙活動が東京タワーやスカイツリーではなされないのは、日本が電気を貴重な資源とみなしていないという強い否定的メッセージを世界に発信していることになります。

 私たち都会人は過疎地の人々に原発のリスクを背負わせて快適な生活を満喫してきました。そして東日本大震災の発生した3月11日からは私たちがこれまで電気を商品と信じて疑わずに冒してきた過ちを原発被災地の人たちに償わせているのも同然です。これが今回の福島訪問でもった実感です。電気は貴重な資源です。とにかく節電に努めたいものです。 

日本からセシウムが消えた!?(日本のマスコミはセシウムを使えません)

 日本のテレビや新聞などからセシウムという単語が消えたことをご存知ですか。日本のマスコミ界では今やセシウムという単語は絶対的な禁句で使用できません。

 私は自分の人生訓を完璧に守れたかと聞かれればノーと言わざるを得ませんが、お金のために良心を売ったり、若い人や弱い人たちを食い物にする商人(アキンド)的な生き方はできる限りしないように努力してきました。幸いにもかつての大学は比較的そういう意味で過ごしやすい所でした。

 ところで週刊誌などでタレントや歌手がウン億円、ウン十億円の借金を苦労して返済したことが美談のように報道されることがあります。そういう巨額のお金がひとりの人間をめぐって動き、巨額な借金返済劇が軽い美談として語られるマスコミ界に底知れぬ恐ろしさを感じます。

 私の生活感覚からすると億単位の借金などは絶対に考えられません。ですからそんな多額の借金が可能な芸能界の金銭感覚がまず理解不能です。芸能人は一般人とは利用価値が違うんだよと言われそうですが、それは単純にお金の動く量から見てのことであって社会への貢献度という意味からではありません。

 特に今日の日本のマスコミ界からセシウムの単語が消えたことはタレントであれば分かっていないはずはありません。タレントはいっせいに口をつぐみ、新聞やテレビなどもこの頃はすっかり原発の話題は扱わなくなってしまいました。こういった状況から見てもタレントやマスコミの社会貢献度に疑問を持たざるを得ないのです。

 特定の外国人を拝金主義だと軽蔑するなら、タレントやマスコミは自分たちの懐の都合から政府の意向に背かないように発言したり報道するのは集団的拝金主義としてもっと恥ずべきことです。特にタレントのみなさんは今日では若者の理想のモデルとなっているのですからなおさら社会的責任は重大です。

 とにかく言葉の世界では日本からセシウムは消えました。福島の状況を思うと口惜しくてなりません。

笑い話 生涯学習時代

 先生   「これからは一生勉強です。」
 生徒   「そんなに勉強することあるの?」
 先生   「たくさんあります。勉強に終わりはありません。」
 生徒   「みんな、今日は給食抜きだってヨー!」

2013年4月11日木曜日

これから放射線測定でまた福島行きです。

 2~3日インターネットが使えなくなるかもしれません。しばらくお待ちください。

核武装を考える。北朝鮮の行動は非常識ではなくて常識です

 テレビの北朝鮮報道である解説者が北朝鮮は非常識であると言っておりましたが、北朝鮮が核保有国になるために着々と定石を踏んでコマを進めていることは非常識ではなくて常識です。そのことをここで説明します。

 
 第二次世界大戦後に核保有はアメリカ、ロシア、イギリス、フランスそして中国に限定されていて、それは核拡散防止条約(1970年3月5日発効)で確認されています。ところが今日では核実験まで実施したインド、パキスタンはもちろんのことイスラエルも北朝鮮ほど露骨ではありませんが事実上の核保有国とみなされています。

 現時点で190カ国が参加する核拡散防止条約の神輿をどんなに威勢よく担いでみても、国際情勢の変化から核兵器の誘惑に駆られて核武装に走る国が出てくるのを防ぐ方法は事実上ありません。その理由は核保有国と非核保有国が置かれる戦略上の力のアンバランスを清算できる合理的な方法は、今のところ核武装に頼るという非合理しかないからです。

 非合理によって合理を制するしか方法がないならば、核保有という挑発的な非常識も北朝鮮にとっては定石通りの常識となります。このように非常識が常識にひっくり返る現実が存在する限りはこの先も第二の北朝鮮が出てきても致し方ありません。

 結局は核保有と非核保有の力のアンバランスを合理化するには地球の非核化を進めるしかないという夢物語に辿りついてしまいます。こう考えてくると原発にしろ原爆にしろ人知では整理のつかない怪物が地上に現れてしまったのが悔やまれます。

笑い話 東大合格者

 「東大合格者500名!」
 「東大合格者800名!」
 「我が予備校は1000名!」
 「そんなに官僚作ってどうすんの?」

不毛な堂々巡りの議論をしないでください 安倍首相と枝野元経産相

 4月10日衆院予算委員会(NHK中継)で安倍首相と枝野元経産相との間でデフレ脱却と今後のインフレに対する見方について質疑応答がありました。

 安倍首相はインフレ傾向が強まって物価が上がれば人々は早めに物を買うようになるからデフレ脱却ができると主張し、枝野元経産相は低所得の人たちはむしろ将来が不安になり物を買わなくなると反論しておりました。

 しかし、これでは単なるインフレ現象の切り方の相違によるすれ違いに過ぎず、デフレ脱却の道筋を見極める建設的な議論には発展しません。こういう酒場の議論のような不毛な堂々巡りが国会でなされているのを見ていて非常に残念でした。

 両者が無益な議論をしていることに気が付いていないのか、この程度のことしか政治家は考えていないのかよく分かりませんが、これではデフレ脱却も容易なことではないと不安になりました。

2013年4月10日水曜日

笑い話 マージャン狂

日本人     「イチ、ニ、サン」
アメリカ人    「ワン、ツー、スリー」
ドイツ人     「アインス、ツヴァイ、ドライ」
フランス人   「アン、ドゥー、トロワ」
中国人     「イー、リャン、サン」
マージャン狂  「アガリ!」

笑い話 すでに亭主関白

 花子   「翔くん、キスして!」
 翔      「やだよ。」
 花子   「佑ちゃん、キスして!」
 佑      「あっちへ行け。」
 花子    「健ちゃん、キスして!」
 健     「お前がしろよ。」

日米韓のミサイル迎撃はあるか?

 ミサイルの発射があるとして日米韓はミサイルを迎撃するかといえば、私はないと結論します。ミサイルが発射されればすぐに弾道計算できますからどこに落下するかを知ることができます。そして海上に安全に落下すると分かれば放置するはずで迎撃はないでしょう。

 迎撃は勇ましい言葉ではありますが多くのリスクを有しています。まず迎撃失敗です。そして相手の挑発行為に乗せられる危険性です。また海上に安全に落下するものを迎撃すれば費用の無駄でもあります。

 そんな訳でいろいろと議論が沸騰していますが、今回の緊張状況においてもっとも危険なことはミサイル発射ではなくて日米韓の勇み足による不必要な迎撃行為だということを私たちはしっかりと認識しておかねばなりません。

 今回のミサイル発射問題に限って言えば、この事態をどう納めるかを決するカギはあくまでも私たちの手中にあることが分かります。マスコミが話題作りのために騒ぎ立てて国民の不安を煽るほどには制御不能の環境にはないということを冷静になって理解すべきです。

 そうはいってもこれから先の挑発行為のエスカレートを止める有効手段がないのが今日の北朝鮮問題の難しさです。

東海地震の前兆と関連か?タケノコの収穫が!

 愛知県でタケノコ狩りが大幅に遅れていると聞きました。普通ならば今が最盛期のはずが、やっと収穫が始まったというのです。理由はまったく分かりませんが、タケノコは地震の予兆を何らかの形で察知しているのでしょうか。

北朝鮮のミサイル発射はあるか?

 テレビでは北朝鮮のミサイル発射の可能性についての話で持ちきりです。私はミサイル発射はあると結論します。それも複数の種類の違ったミサイル同時発射の可能性が高いと見ます。

 ではどこを狙うかを考えると完全な戦争状態に突入するリスクを冒してまでいきなり都市部に向けて発射することはまず現状では考えられません。米軍基地攻撃に使う弾道を利用して日本近海に打ち込むという可能性が最も高いのではないでしょうか。

 北朝鮮は発射したミサイルを撃墜されても貴重な実戦的データを収集することができます。万が一にも迎撃して失敗すれば挑発行為をさらにエスカレートさせかねません。今回はまさに真剣勝負の神経戦の様相を呈しています。

 北朝鮮が仕掛ける緊張状態は野球で言えばお互いの実力を探り合うオープン戦の段階でしょう。唯一の問題はもっとも迎撃しやすい北朝鮮の領空内や領海内でミサイルが破壊された場合です。限定的とはいえ本当の実戦状態がオープンしないように祈るしかありません。

中居正弘さんの「中居の〝ミ〟になる図書館」

  テレビ朝日の「中居の〝ミ〟になる図書館」で美文字の書き方を紹介しておりました。いろいろと細かいコツがあるようで驚きました。

 私の書く文字はお世辞にも上手とは言えません。私の学生の授業評価でもっとも多い不満が字が汚いというものです。ですから黒板に字を書くのはとても苦手ですが、私の書く量の多さは評判でしたからおそらく多くの学生を苦しめたことでしょう。

 中国やドイツでは小学校に入学すると万年筆を買わせて美しい字を書く練習をするようです。そのせいか中国からの留学生で字の汚い人はいません。綺麗な字が書けるということは何事にも得をすることが多いはずです。

 例えば入学試験の課題作文の採点でも綺麗で丁寧な字で書かれたものは良い印象を与えます。それが点数に反映するかと言えばするときもあります。例えば65点かそれとももう少し上かと悩んだ場合には上にするのが人情と言えるものです。

 ただ中居正弘さんの司会で進んだ美文字講習を見ていて感じたのは、言われた通りの上手な字を書くようになるとみな同じ字型の無個性なリクルートスーツ状態にならないかということでした。下手な字しか書けない私の屁理屈かもしれませんが、個性ある美しい字とは何なのでしょうか。

大学の定員制を廃止してみたらどうだろうか

 大学には文部科学省の厳しい定員制が敷かれています。文科省の監視下のもとで毎年の入学生数は定員を超えることは許されません。ですから私立大学の入学試験発表に際してはどのくらいの合格者数にするかは経営者の腕の見せどころです。

 普通の私立大学では競争率が3倍を下回ってくるとほぼ全員入学の意味合いを帯びてきます。ですから学生の質を確保するためには競争率3倍を確保するのが常識的には広報活動の至上命令ということになります。

 私立大学はこれまで入学試験の受験科目数を減らして受験生の負担を軽減し、志願者数の減少に対応してきた面があります。しかし、その受験科目削減対策も行き着くところまで来てしまいましたから、今後はどうするか頭を使わざるを得なくなっています。

 私の経験からすると入学試験をするならば共通一次試験より易しい学力試験とテーマを与える課題作文で構成されるのが望ましいと思われます。学力試験は落とすためのものではなくて基本的な常識の有無を確認できれば十分でしょう。そうすれば受験勉強に過大な負担がのしかかることを和らげることができます。

 課題作文はなかなか点数評価をするのは難しいように思われますが、実際に受験生の小論文を採点してみると採点者の間で大きく評価が分かれることは稀です。採点が割れた場合には採点者間の協議となりますが妥当な結果に落ち着くものです。

 今日では私立大学ではとても入りやすい状況が出来上がりつつあり入学試験は形ばかりの場合も少なくないと思われます。そこで思い切って大学の定員制を廃止して取りたい数だけ入れられるようにするのも面白いと思います。もはや定員を埋めるのに四苦八苦する大学はこれですぐに淘汰されるはずです。

 ただ二つだけ条件があります。従来からの定員のオーバー分の学生には学費を半額にして転学も自由にする制度を同時に導入することです。定員の2倍の学生を入学させれば定員分の学生は授業料が半額で済みます。もしそれで不満な学生は転校すればいいのですからいい加減な事はできません。

 今日のいわば護送船団によるみんなで渡れば怖くない方式の制度では大学の独自性や努力が形として顕在化してこないために大学間の厳しい個別競争が生まれにくい状況にあります。定員制を廃止して大学の本気競争をこの時期に図るのもいいのではないでしょうか。

2013年4月9日火曜日

北朝鮮弾道ミサイル迎撃

  北朝鮮の挑発的行為の真意はどうも核保有国の実績作りにあるように思われますし、今がそのチャンスであると判断していることも間違いないでしょう。ですから限定的な衝突はあったとしても全面戦争になる可能性はまずゼロでしょう。

 弾道ミサイルの発射はとにかく察知されないことが重要です。逆に敵側にしてみればミサイルが加速して放物線を描き始める前に迎撃できなければほぼ一巻の終わりともいえます。

 こうして考えるとアメリカの偵察衛星が打ち上げられて完全な監視網が出来あがり日本海や韓国領土内には迎撃ミサイル体制が完成してしまう前にミサイル発射実験を完了したいはずです。また相手が挑発に乗ったら一か八かの限定的反撃を仕掛けて有利な交渉に持ち込むという論理には妥当性があります。

 そういった意味で今日の北朝鮮をめぐる緊張状態は限定的な暴発的交戦ではなくて論理的帰結として限定的実戦状態に突入する可能性も少しはあるように思われて心配です。21世紀になって東アジアが経験する初めての危機と言えるのではないでしょうか。

日本の大学改革の原点 学生に転学の自由を与えよう

 日本では大学に対して行政側による色々と細かい規制が設けられています。大学を新設する場合には気が遠くなりそうな書類の山を作って提出しなければなりません。学部や学科を新設したり変更を加えたい場合も同じです。

 この規制の画一的な典型例が運動場です。都心に位置する大学でも運動場は要らないなどとは言ってもらえません。都心の敷地内が無理ならば郊外に持たねばなりません。こうした規制は施設や教員が一応は整った水準にあるというお墨付きとはいえないまでも安心感を与えているのは否めません。

 しかし大学が高等教育機関として十分に機能しているかどうかとは別問題であり、そのあたりの検証のために大学評価の第三者機関独立行政法人大学評価学位授与機構が設立(平成16年4月)されていて、外部評価を有料で実施しています。

 この機構の目的のひとつが教育研究活動等の総合的な状況に関する評価であり機能面からの検証であることはその言葉からも明らかです。この評価には書面調査だけではなくて調査委員のキャンパス訪問もありますから、その時には学内は異様なほどの緊張感が漂います。

 この外部評価は聞こえはいいのですが明らかに一つの新しい規制であり、大学の経営コスト増を招いたり、過度な教育への縛りの温床になる危険性をはらんでいます。特に私がアメリカの大学の理事を務めていた経験をもとに考えますと、日本的な官僚統治の巧みな隠れ蓑になっているように思われてなりません。

 日本の大学では入学したら後は大学の人質になったも同然で転学どころか転部さえ難しい現実があります。入学時の当てが外れて大学に大きな不満があっても別の大学に行くことはできません。その上にどんなに立派な外部評価がなされても、学生はその結果を見て行動する道がないのではまったく意味がないはずです。

 外部評価というものはアメリカやヨーロッパの大学のように学生が転学できる自由を持って初めて生きてきます。大学が恐れる対象が評価機構という名目的なものではなくなって学生自体に移るからです。つまりどんなに立派な外部評価にも勝るのが学生が転学の自由を持つことなのです。

 日本の大学が世界基準の高等教育機関に生まれ変わるためには絶対に欠かせない教育改革の原点がここにあります。

笑い話 命を賭けるもの

母親    新しい命のため
亡命者    自由のため
兵士    祖国のため
死刑囚    罪を償うため
政治家   次の選挙のため

2013年4月8日月曜日

福島から一時的に帰りました

 原発事故に翻弄されている福島の現状を見ると原発事故は終息したなどとはとても言えません。まだ頭が混乱しているせいなのか、おしゃべりな私でさえ何を伝えたらいいのかまったくわかりません。

 アベノミックスに湧きたつ株式市場や一部の経済界の楽観の背後で福島第一原発かとてつもなく恐ろしいことを企んでいる物言わぬ怪物のように思われてなりません。

会話のない老人ホームの生活

 近所に住むお年寄りが独居生活が不安になってきてある老人ホームを見学に行きました。

 施設は清潔で広々としていていただいた昼食も文句なく美味しかったようで上々の評判でした。しかし、いろいろなことが話題に上がってくると入居者の間で会話がまったくないという話が出てきました。

 高額な入居金が必要な老人ホームでは山手式の都会生活に慣れ親しんだ人が多いはずです。隣近所との接触を避けて気ままな生活を送ってきた人たちがそのままの生活スタイルを老人ホームに持ちこんできても不思議ではありません。

 私には100人近い入居者のいる疑似社会で会話がないというのは異様です。入居者間にコミュニケーションのない生活の先にあるのはきっと認知症の急速な進行でしょう。認知症が進んで要介護度が上がれば施設の収入は増えますがスタッフへの介護の負担も増大します。

 それに老人ホームはホテルと違って単なる宿泊施設ではありません。難しいことではありますが、入居するお年寄りの認知症が進まないように会話のある潤いに満ちた入居生活を演出する配慮が施設には求められます。

笑い話 乗り越し客

 終点新宿駅で

 駅員   「お客さん駅ですよ!」
 乗客   「ZZzz..」
 駅員   「お客さん駅ですよ!!」
 乗客   「ウン!?新宿駅じゃないのか...」

2013年4月7日日曜日

笑い話 無くなったお金

 駅の切符売り場で子どもが困った顔をしていました。

 「坊やどうした?」
 「お金が無くなったの。」
 「じゃー、これで大丈夫か?」
 「ウン、ありがとう!」
 「ところで何処で無くしたんだ?」
 「あそこの競馬場。」

日米両政府が沖縄県の基地等の一部返還計画で合意

 4月5日に日米両政府は沖縄県の嘉手納基地より南にある米軍施設・区域の返還計画で合意したと伝えられました。

 例えば宜野湾市にある普天間飛行場の返還は2022年以降に返還が可能になるようです。これらの合意は返還時期の明記に難色を示すアメリカ側と名護市辺野古沖の埋め立てを目指す政府の妥協の産物でした。

 これまで具体的な返還期日が日米間で明記されることは一度もなかったわけですから一定の評価はできると思います。返還時期は3年ごとに見直して公表することになっているようです。

 この合意を肯定的に解釈すると沖縄県の人たちに淡い期待を抱かせる有意義な一歩です。否定的に解釈すると何も無いよりはましな念仏のようにも受け取れます。

 これで沖縄県の雰囲気が辺野古沖埋め立て容認に傾くことになったものの結局は予定の基地返還ゼロということになったら、初めから沖縄県民を乗せるためだけの空念仏であったことが歴史に刻み込まれてしまいます。そんな恥ずべきことにならないように今後の日米の努力に期待します。

2013年4月6日土曜日

テレビ朝日 体操の白い妖精ナディア コマネチ選手の亡命劇

 テレビ朝日「世界グッとストーリー感涙」の番組を見ていたら、かつての独裁政権下のルーマニアから自由の国アメリカに亡命したナディア コマネチさんの逃走劇を再現しておりました。


 これを見て人生で最も大切なものは自由であることを再認識しました。私がヨーロッパにいた時はまだ東西冷戦時代でしたから、東欧からの亡命者は後を断ちませんでした。実際に何人かの亡命者と知り合いになりましたが、彼らの意志の強さを肌で感じて身震いしたことを思い出します。


 彼らが自由のために命を賭けて逃走する気持を、私はとても理解できませんが、一流人であればあるほど自由の尊さや価値がわかっているのだと思います。私の生活における自由などというものは、彼らのような重い決断を経験した人たちに比べれば取るに足らないものでしょう。


 そんな私でもこのごろ危惧していることがひとつあります。それが大学の自由です。どうもこれが疎かにされるどころか、意識もされていないのではないかと思われるのです。ナディア コマネチさんの亡命劇を見てふと考えたことでした。

笑い話 駅のトイレで

 お父さんが駅のトイレから出てきました。
  
 息子    「お父さん、オシッコ!」
 お父さん  「ひとりで行ってきな。」
 息子    「お父さん、オシッコ!!」 
 お父さん  「だから、早く行ってこいよ!!」
 息子    「ズボン、濡れてるよ。」

今夏は衆参ダブル選挙か?マネタリーベース2倍で自民の選挙資金も2倍!どうする野党のみなさん?

 日銀の仰天する金融緩和政策の発表でこれまでの株式市場の活況の理由が分かりました。日銀がマネタリーベースを2倍にするという昨日の発表がそれです。

 少し乱暴な言い方ですが、これは株式市場の株をまとめて2分割するのと同じではないでしょうか。すると自民党が与党に返り咲いてからの株式市場では株価が倍増した銘柄が続出したことも十分に納得がいきます。

 ひょっとすると株式市場の事情通は昨日の大商いで利益を確定してほくそ笑んでいるかもしれません。そうなると政治家もその中に含まれていることでしょう。

 こうみてくると自民党は夏の選挙に向けて潤沢な選挙資金を蓄えたかもしれません。もしそうなら衆参ダブル選挙という野党必殺技も可能になってきます。野党は一気に資金的に苦しくなり政策論争そっちのけの大騒ぎになること必死です。

 自民党にとってはこうして国会の政策論争を封じ込めて休会同然とし、さらに選挙を悠々と戦うことができるのですから一石二鳥です。もはやTPP、原発、一票の格差、辺野古沖埋め立て、憲法改正など関係ありません。

 さあ、夏の参院選挙に向けて俄然興味が湧いてきました。

笑い話 反抗期の息子

 ママ  「また、暗くなるまで遊んできて!」
 息子   「だって...」
 ママ  「ブツブツ言ってないで、早く宿題やりなさい!!」
 息子  「誰が?」

就活対策 採用における会社の本音と建前

 私たちの社会では本音と建て前と言う二つの都合が複雑に交錯しております。私はこれらを使い分ける生活は嫌いですので煙たがれる事が度々あります。とにかく現実は私の思うほど簡単にはいきません。

 この二重構造の社会は就活にもいろいろな弊害をもたらします。一番の問題は企業でも特に大企業は学生に会社が独自に設定している採用ポリシーをはっきりと伝えられないことです。もしそんなことをバラしたら一斉に非難の声を浴びてしまいかねないからです。

 かつてある出版社が縁故関係でしか新入社員を採用しないと真正直に語って話題になりました。私はその出版社の断固たる姿勢に痛く共感を覚えましたが、社会では肯定的には受け取られませんでした。

 企業活動は私的なものですから、本来ならば会社独自の採用方針があっても私たちが非難する筋合いのものでもありません。しかし社会の目はそれを許してくれませんから、会社によっては表面的に平等を謳って誰からも志望を受け付けていることもあり得ます。

 昔のことですが教え子がある会社に応募したらあなたの大学からは採用しないとはっきり言われたと嘆いていたことを思い出します。その言葉は一見とても残酷な印象を与えますが、実際には志望者に時間を浪費させない老婆心からのものとも解釈できます。

 企業の採用試験では本音と建前の交錯するいわば騙し合いの部分もあるはずですから、ただでさえ足らない就活時間を無駄にしないためにも、ある程度は企業の本音を慮って活動することも大切であろうと思います。

臭いネコのウンチ ヨーグルトで改善?!

 我が家のネコは喘息持ちで調子がとても悪い時は食欲がなくなりほとんど食べなくなります。そんな時に少しでも栄養になればと思い加糖ヨーグルトを一日小さじ2杯を与えるようにしました。

 するとヨーグルト食を初めてから1カ月以上が経過してネコのウンチに変化が出てきました。ネコは通常は黒くてとても臭い便を出します。屋内で飼うといつも気を付けていなければなりませんから、大便の状態はよく観察できます。

 変化の第一は便が太くなってきたことです。ネコによっては初めから太くて大きなのをすることもありますが、我が家の喘息ネコは以前から細かったのですが、近頃は明らかに太くなってきたのです。

 第二の変化は色です。黒かったものが褐色系に変わってきました。つまり私たちの人間の大便に近い色になってきたということです。そして臭いも軽くなってきた感じがします。

 このような一連の変化は食べ物の内容はまったく変わっていませんから、きっと毎日小さじ2杯のヨーグルト摂取のせいだろうと推察しています。ネコにいい影響をもたらすヨーグルトは人間の腸内環境を整えるためにも効果があるかもしれません。お試しください。

笑い話 芽生えた乙女心と鈍感なパパ

 パパ  「オーイ、風呂に入るぞ!」
 娘    「今日は後で入るから。」
 パパ  「なんで?」
 娘    「どうして.....」

日銀が資金供給量を2倍にする金融緩和政策発表 これは国家ぐるみの株式2分割のインサイダー取引です!

 
 日銀が異次元の金融緩和政策を発表しました。この金融緩和政策は今後2年間で日銀による市中への資金供給量(マネタリーベース)を昨年末比で2倍の270兆円にするというものでした。

 また黒田日銀総裁は現状はバブルにあるとは思っていないというようなことを述べたようです。つまり思い切った金融緩和をするから皆さんはもっと株式に投資してくださいということでしょうか。

 株式市場におけるユニクロ株の急騰に合理的な説明が付かないとブログに書きました。そしてひょっとすると株式分割が発表されるかもしれないとも書きました。しかし完全に予想ははずれました。

 つまり大雑把な表現を使えばいわゆる市中に供給される通貨量が2倍になるとすれば、これは株価が半分になるのと同じともいえます。つまり自民党政権になってからユニクロ株はきっちりと2倍になりましたが、この金融緩和で2分割されて先物的に元の値段の振り出しに戻ったということです。

 政府も日銀と組めば株式市場をまとめて株式分割するという大胆な方法も可能になるとはまったく素人の私は気が付きませんでした。安倍首相やりますねー。しかし、これって国家と証券界の合作による壮大なインサイダー取引ではありませんか?

2013年4月5日金曜日

笑い話 アジのタタキウリ

 魚屋   「さー、活きのいいアジが大量に入荷したよ!」
 客     「あら、美味しそうねー。」
 魚屋   「1尾、2尾、3尾、もう叩き売りだ!サーいらっしゃい。」
 客     「じゃー、一皿チョウダイ。」
 魚屋   「?」
 客     「?」

就活対策 不採用になるということを解釈し直そう

 昨日教え子から会いたいと連絡があってネコに餌をやりながら就活相談をしました。やっぱりキャンパスに机がなくなると学生と落ち合う場所がなくて不便でした。

 教員は退職しても教え子たちがまだキャンパスにたくさん残っていますから気になります。退職者用の共同の詰め所でもあれば助かるのですが、そういう細かい学生への配慮の有無は大学の経営ポリシーによりますから何ともなりません。

 さて相談内容は大手の会社の一次面接はクリアしたのだがまだ通過すべき関門が4つもあるので不安で仕方がないというものでした。こういう不安は誰にでもあってなくすことはできません。ただこの不安を分析してみますと不採用になったときのショックへの恐怖感からくるものだと考えられます。

 落ちても受かってもどちらでもいいような試験はまったくノーテンキでいられるはずで不安な気持ちにはなりません。とすれば落ちることへの考え方を変えてみることもひとつの対処法かと思うのです。ではどう変えるかという具体的な問には私は次にように助言しておきました。

 採用試験で不採用になるということは、自分という人間に落第者の焼きゴテを押されたということではなくて、単に相性がなかっただけだと解釈すべきです。不採用は本当は相性の問題なのに奇妙にも実力不足と結論してしまっては、結局は偏差値序列の考え方で会社を選択することになりかねません。

 これが就活における大きな落とし穴になってしまいます。大学受験と同じ安易な偏差値序列で志望会社をリストアップしていては、いつまでも自分の相性とは無関係に採用試験に臨んでいることになります。働くと言う意味は自分の人格と密着したものであることをつよく認識して、自分との相性を考えながら企業選択をしたら良いと思います。

笑い話 核シェルター

 首相   「私は就任にあたり日本国のために命を捧げます!」
 記者   「日本の防衛力も強化なさいますか。」
 首相   「もちろんです。何よりも先に首相官邸に完璧な核シェルターを建設します。」

マツコ デラックスと池上彰氏の対話から

 4月4日テレビ朝日「池上×マツコニュースな話」で池上彰氏とタレント マツコデラックスが普通ならテレビではNGのきわどいテーマを敢えて話し合っていました。かなり度胸のいる内容が盛り込まれていて十分に楽しめました。

 私が特に注目したのは日中関係の対話でした。今日の中国共産党の正当性は日本軍を追い払ったという実績にあるというのが池上彰氏の解説でした。近年中国が日本を敵視する教育を展開している理由もそこにあるようです。

 さてその日本敵視政策がどのようにどの程度まで中国国内の若者に影響を与えているのかは私には知る由がありません。ただ私の教え子である多くの中国人留学生との交流ではそのような敵愾心を感じたことはまったくありません。

 思うに人間感情は相互関係のものですから私たち自身が否定的な気持ちを持って接すれば相手もまた普段とは違った後向きな気持になるのは当然でしょう。そう考えると以前とは違って私たちの大半が中国人を肯定的には見ていないという調査結果が出ているのが気がかりです。

 平和の基盤である世界経済が順調に発展していくためには日中関係がつつがなく前進していくことが不可欠です。中国よりはるかに先進国である日本こそが今日の困難な日中関係を積極的に克服していく姿勢を見せるべきでしょう。池上彰氏の関心もそのあたりにあるようで、日本側からのいわば融和努力が期待されるところです。

2013年4月4日木曜日

笑い話 ノラ猫とノラ犬たち

  野原でノラ猫とノラ犬たちが春の日差しのもとで退屈に身を任せながらゴロゴロしておりました。

 「あーっ、退屈だなー。」
 「何だか眠くって。」
 「面白いことないかなー。」
 「毎日がこんなんじゃなー。」
 「オーイ、みんな。カクレンボしないか?」
 「ヨーシ。お前が鬼だ。」

 とそこに急に雷が鳴り出すと猫や犬たちはカクレンボなどそっちのけにして一目散に逃げ出しました。

 It rains cats and dogs.

日本テレビ「笑ってコラえて」の米倉涼子さんの妙技に驚嘆!

 4月3日日本テレビ「笑ってコラえて」に大女優の米倉涼子さんがゲスト出演していました。彼女の爽やかな魅力については私がヘタクソな説明をするのは野暮ですので直に話の主題に入ります。

 彼女は右手を頭の後ろから顔の前面に回しこんで右耳に触れる妙技を見せてくれました。私は生まれつき身体が固くて同じ動作をしても口さえ触れません。ですから右手が口の前を通り越してはるか先にある右耳に触れるなどというのは神業としか思えません。

 人間の最も大切な資本である体を健康的に維持するためには運動は欠かせません。その運動を最大限の効率で可能にするのが柔軟な身体です。また身体の柔軟性はスムーズな動きと無理のない動作を可能にするものでもあります。

 相撲の世界でも関取りになるために入門者を待ちかまえているのが下半身の柔軟性を鍛えるための厳しい股割りの試練です。股割りは足腰の関節の固さを解きほぐして最高の下半身の動きを可能にしてくれます。

 あの米倉涼子さんの妙技からは体を資本とする女優としての意識の高さを痛切に感じました。きっとあの若々しい米倉涼子さんの妙技の裏には一流女優として生きていくために私たちには想像できないほどの努力の汗が隠されているのでしょう。米倉涼子さん、これからも溌剌として活躍してください。

ドイツの笑い話 酔っぱらいパパ

 息子が近くの飲み屋にお父さんを呼びに来ました。道すがら幼い息子が口を開きました。

 息子  「パパ、酔うというのはどんな感じ?」
 パパ  「うーん、難しいなー。」
 息子  「楽しくなるの?」
 パパ  「前を歩いている二人が四人に見えることかなあー。」
 息子  「ふーん、歩いているのはひとりだけど。」

マリファナとアルコールについて

 世界はアルコール文化圏とマリファナ文化圏に大別されるとも言われるようです。日本はもちろんアルコール文化圏です。

 アルコール文化圏では比較的アルコールの弊害について寛容というか無関心です。アルコールの場で粗相をしても酔いのせいにすれば割合にいい言い訳になります。そういう不思議なことが比較的通用しやすいのが特に日本の社会かもしれません。

 私はかつてアメリカの禁酒時代にお酒の好きな人たちが秘かに集っていた山中の古い隠れ屋に招待されたことがあります。広大な森林地帯を延々と車で分け入っていった先にあったのは丸太でできたコテッジ風の巨大な木造建築物でした。そこではアルコールへの執念とともにみんなで思いっきり楽しく飲もうとする意思が感じられました。

 一方でマリファナについては日本では非常に厳しい取り締まりがなされています。マリファナはゲイトウェイドラッグだと専門家は喧伝しますが姑息な言い方だと私は思っております。そういう他の薬物への橋渡し的な役割がマリファナにあるとしても暴力的なマンガ本やエロ本程度の影響に過ぎないのではないでしょうか。

 それでも私はマリファナ解禁には大反対です。その理由はまたいつか詳しく述べます。ただマリファナは所詮は専門家も言うようにゲイトウェイドラッグでしかありません。しかしアルコールはゲイトウェイどころではなくて恐ろしいターミナルドラッグです。

 これからは家族世帯が崩壊して独居者がどんどんと増加していきます。するとどうしても孤独を紛らわすための唯一の慰みがアルコールということになりかねません。そうなると今日でも問題になっている高齢者や女性のアルコール依存症の問題が深刻化するでしょう。とにかくアルコールには飲まれないように気をつけましょう。

お酒は飲む時の気分の持ち方が大切です

 お酒を飲むときには大勢で楽しく飲みましょう。一人で寂しく飲む酒は絶対によくありません。とにかくお酒は依存症予防のためにも明るく楽しく飲まねばなりません。

 お酒は例えば何か悪いことがあってそれを忘れようとして飲めば必ず結果は悪酔いします。アルコールは立派な薬物ですから飲む時の気分と環境がとても大切です。薬物の用語ではこれらをセットとセッティングといいます。

 例えばセットとはお酒を飲む人の気分のことと言えます。セッティングは飲む時の環境と言えるでしょう。この両方がマイナス思考と結びつきますとアルコールの酔いは決して良い方向には進みません。お酒は朗らかに飲むように意識していないとそのうちに飲み込まれてしまいます。

 今はどうか知りませんがかつてのパリの地下鉄に住む人たちは多くがアルコール依存症にかかっている様子でした。不思議に彼らが飲むのは白ワインではなくて赤ワインでした。そして主食はもちろんフランスパンでした。

 ワインの色で国分けするならもちろんフランスは赤になります。ドイツはご存知の通り白です。ではイギリスは何色でしょうか。スコッチの黄金色です。

 まあそんなことはどうでもいいのですが、とにかくひとりで世の中を恨みながらお酒を飲んでは絶対に飲み込まれます。そして行きつくところが依存症です。注意したいです。

2013年4月3日水曜日

アメリカなどの大学に入学式はありません。

 日本では入学式の季節です。幼稚園から大学まで盛大な入学式が各地で催されます。入学者のみならず父母や祖父母まで一緒に参加するのが近年の傾向です。

 しかしアメリカの大学には卒業式はあっても入学式はありません。アメリカの大学で仕事をしていた時にはあまり関心がなかったのでついついその理由を聞くのを忘れてしまいました。それは国民性からくるのかとも思えばヨーロッパでも中国でも入学式はありません。

 だからよく分かりませんが日本では大学が生まれた頃から入学式はあったのでしょうか。入学シーズンを迎えてこんな変なことを考えるこの頃です。

ドイツの笑い話 東京タワー

 
 
テキサスからの旅行者が訪日のたびに東京タワーにやってきます。

 旅行者  「日本を訪れたらいつもここに来ています。」
 案内人  「やっぱり、ここからの富士山の眺めは最高でしょう!」
 旅行者  「はい、でもいつになったら石油が出るんですかねえ?」

 センバツ高校野球優勝 浦和学院おめでとう!しかし高校野球に連投禁止と投球数制限の導入を検討しよう

 海の向こうのアメリカではアメリカンフットボール界でもケガ防止のためにルール改正が議論されているようです。季節がら春のセンバツ高校野球大会でケガについて考えてみたいと思います。

 春のセンバツ高校野球大会は私立の浦和学院の優勝で幕を閉じました。まずは優勝校に敬意を表したいと思います。特に浦和学院の強力打線の威力は野球の原点を見ているようで圧巻でした。

 ただここで気になるのが相も変らぬ投手の連投です。結局は優秀な投手は無理をしてでも連投せざるを得ません。済美の右腕安楽投手は決勝までの4試合で663球をひとりで投げ抜きました。体力的にはもはや限界域に達していたと思われ、あの強力打線の浦和学院を前にしては勝負は試合前に決していたとも言えます。

 ここできっと反論があるはずです。浦和学院の左腕小島投手も同じだろと言われるでしょう。確かに決勝戦までに小島投手も33回を投げていますから数字だけを見れば条件は同じです。

 しかし、以下に済美と浦和学院の成績を表にしてみます。

                     済美              浦和学院
 
     3/24                                     ---                                            4-0
           3/25                                     ---                                             --- 
           3/26                                     4-3                                            ---
           3/29                                     ---                                            11-1
           3/30                                     4-1                                            ---
           3/31                                     ---                                            10-0
           4/1                                       6-3                                             ---
           4/2                                       3-2                                            5-1
           4/3                                                               1-17

   この表を見れば済美の不利は一目瞭然です。 浦和学院は初戦を除いて強力打線を背景に比較的順調に準決勝を通過して決勝にコマを進めました。一方で済美は日程が比較的詰まっているうえにかなりの接戦を勝ち上がってきました。済美の投手には浦和学院と比較するとかなり過酷な負担であったと思われます。

  これも実力のうちと言ってしまえばそれまでですが、こうした弊害を最小限に抑えるために高校野球に連投禁止と投球制限の導入が検討されることを私は期待します。         

SMAP 「世界に一つだけの花」 愛日長アマガエル風に解釈してみました

  人間を花にたとえてみるのはとてもいい比喩だと思います。ただ人間=花ではないことがしっかりと押さえられていないと単なるイメージソングに過ぎなくなります。

 この歌の巧みさは花は美しいものだという私たちの動かしがたい固定観念を題名に活用していることです。私たちがこの題名から受ける印象はまず明るい清楚なイメージです。初めからこのイメージに誘われて歌を聴くと何となく勇気を与えられる歌です。

 花はたとえ雑草であっても見てキタナイ、ウザイと思う人はいないでしょう。黒猫ディーンのいるちっぽけな草むらに春の息吹を感じさせる雑草が一斉に花を付けた時は、冬を越して黒猫ディーンたちの命が助かったという安堵感とは別に、その美しさにとても感動します。

 しかしです。人間=花ではありません。植物の花とは違う動物の人間には好みがあります。ですから対人関係ではお互いを好き合ったり敵対したり無視したりします。隣の席のクラスメートが性格的にどうしても好きになれないこともあります。それぞれの好みや価値観の相違から集団生活ではぶつかり合いは避けられません。

 そのぶつかり合いから生じる様々な葛藤によって情緒的に激しく揺さぶられて苦悩に耐えかねている人もたくさんいるはずです。そのような状態にある人は only one などという楽観的な存在ではなくて lonely one となって苦しんでいるはずです。

 こうしたケースは No.1 とか only one とかいういわば見方の問題として片付けるのではなくて非常に重い事実として受け止めて寄り添ってあげることが大切ではないでしょうか。この歌にはこのあたりへの確かな認識が欠けているように私には思われてなりません。SMAP ファンのみなさん、ゴメンナサイ。

非合理性の合理性? ユニクロの株価を再び考える

 4月1日のブログでユニクロの1株3万円を超える株価は素人的には合理的に説明できないと書きました。その非合理性が株価を押し上げる株式市場特有の合理性なのかもしれません。

 そこでこの非合理性の合理性を説明できないかとユニクロ株のデータを覗きまわってみました。そして注目すべきは巨大な信用売り残の山ではないかと思うようになりました。

 信用の売り残というのは分かりやすく言えば「カラ売り」の山です。株の信用取引は「売る」行為と「買う」行為の前後関係は問題にしません。ただ信用取引の最大の特徴は「買う」と「売る」をいつかかならず一回ずつ実行して清算しなければならないことです。

 具体的にいうと、信用取引でユニクロ株をまず3.5万円で100株「売る」をすれば必ず後に「買う」をしなければなりません。その後に株価がどんどん上昇して5万円になってしまったとします。天井知らずの株価上昇が怖くなって「買う」ことをすれば買値は5万円です。売値は3.5 万円ですから差し引き150万円の損失になります。

 「カラ売り」というのはユニクロ株は手持ちがなくて手中は「空」の状態なのに「売る」ことから信用取引を開始することを言います。私の素人考えでは現在のユニクロ株は合理的な説明がつきませんから「カラ売り」したい人がたくさん出てきます。

 その「空売り」したい誘惑に駆られて貯まったのが信用売り残のヒマラヤ状態です。3月29日現在で約75万株も売り残があります。今日の株価はナント3.4万円を超えましたから空売りの総額は250億円を突破しております。

 さてこの状態はどんな結果で決着が付くのか注目しています。

2013年4月2日火曜日

ドイツの笑い話 億万長者の退院

億万長者 「先生、やっと退院できます。」
医師    「よかった。大変でしたね。」
億万長者 「どうして感謝の気持ちを表したらいいか...」
医師    「イヤー、お金というものが出来てからは考える必要ないんですよ。」

ドイツの笑い話 サッカー坊や

 サッカー場でお父さんと3歳の坊やが観戦中です。

 サッカー坊や  「パス...シュート...ゴール...ファウル...ペナルティーキック...」
 観客        「坊や、スゴイネー」
 父親        「コイツ、まだパパも言えないんですけどねー。」

ドイツの笑い話 社長は出張中

 電話主  「請求書のことで...」
 秘書    「あっ、社長は出張中です。」
 電話主  「振り込み用 の口座番号を知り.....」
 秘書    「すぐ呼びますから!」

郷ひろみさんの昼食 テレビで見て気がついたこと

 4月2日のテレビ朝日「みんなの家庭の医学」で歌手郷ひろみさんの昼食を紹介しておりました。フランス料理でしたが素材の味がとことん尊重されていてほとんどソースも使用されず、結果として塩分がチョー控えめでした。

 私はブログで日本食は塩分が多すぎると繰り返して伝えてきましたがカリウムの摂取にも配慮をしながらまずは一日8グラムの制限にチャレンジしましょう。

 キャンパスで学生さんが食べているものを見ていますと揚げ物が多すぎます。塩分が多いうえに酸化された油脂分を多く摂取することになります。若い頃から体を悪玉食品で連続爆撃しているようなものです。

 健康に細心の注意を払う郷ひろみさんの食事は朝食も昼食もまさに理想的な献立内容でした。そして前向きな明るい一日の過ごし方もとてもいい参考になりました。これからも若さを保って活躍を続けてください。若い人たちも郷ひろみさんの食生活などを是非見習ってください。

おめでとう国民栄誉賞 元巨人軍長嶋茂雄氏と松井秀喜選手

 国民的な野球アイドル長嶋茂雄氏と先ごろアメリカメジャーリーグを引退した松井秀喜選手に国民栄誉賞が授与されることが決定されました。まずはおめでとうございます。

 しかし、なぜ今なのかということがイマイチよく分かりません。延び延びになっていた長嶋茂雄氏にも配慮して、ゴジラの愛称で親しまれてきた松井秀喜選手の引退を機にダブル受賞となったという解釈が普通でしょうが、何か時期として引っかかるものを感じるのは私だけでしょうか。

 そんなことは別にして受賞によって増すであろう発言力の重みを認識して、これからは野村克也氏張りの忌憚のない率直かつ辛口な発言を連発してスポーツ界の大改革に貢献してください。期待してます!

懸念される介護保険制度の行き詰まり

 日本は人口減少だけではなく人口の高齢化もどんどんと進み、このままでは介護保険制度の維持が難しくなるのは火を見るより明らかです。

 介護保険制度は平成12年4月1日から実施されました。その年度の費用は3.6兆円でしたが平成22年度には2倍以上の7.8兆円に増加しました。その間に満65歳以上の人口は約30%増加しております。

 満65歳以上の老年人口がさらに30%増加しそうな平成37年度頃には、このままの傾向と制度内容が続けば介護保険費用は現在の2倍の16兆円ほどに膨れ上がると予想されます。つまり12年後にはさらに約8兆円の財源を捻出しなければならないことになります。

 今日の介護保険費用の50%は国25%、都道府県12.5%、市町村12.5%がそれぞれ公費負担して税金で賄っています。残りの50%は満40歳から満64歳までの人たち(第二号被保険者と呼んでいる)が32%、満65歳以上の人たちである第一号保険者が18%を負担しております。

 今後12年間で年間8兆円まで膨れ上がる負担増をどう世代間で分け合っていくのかという問題は、今から十分な議論をしておかないと負担増のみならず介護サービスそのものの劣化をもたらす可能性があります。

 こうした今後の厳しい介護保険制度の状況をよく理解して元気に自立した老後を過ごせるように、塩分控え目と十分な野菜を摂る健全な食生活と毎日の適度な運動を心がけたいものです。出来れば満60歳になったら都会ではまずカーライフは止めましょう。

代々木体育館や都庁舎 雨漏りしても名建築だろうか?

 名建築と謳われる現代建築には、あのカタツムリ風の代々木体育館やパリのノートルダム寺院風の都庁舎が例として挙げられます。

 しかし、これらの二つの建築物は雨漏り対策や改修などに思わぬ費用がかかっているようです。ビルの清掃や補修作業などにはまったく無関心な学者が設計した建物というのは、どこか浮世離れしているのでしょうか。

 パリのノートルダム寺院が雨漏りばかりしてしょっちゅう改修していては、信者はほんとうに改宗してしまいますぞ!私たちは改宗しようとしても都民教ですから残念ながら税金を逃れられません。

 今回の都庁舎の空調、給排水そして照明の改修計画には建築費の半額762億円が必要なようです。確か私の記憶違いでなければ、都庁舎は雨漏り対策の必要に迫られてすでに工事を一回実施したはずです。

 こんな欠陥は建設会社は分からないはずはありません。ただ高名な建築家の言う通りに黙って建ててしまえば、あとは半永久的に補修工事で巨大な利益を生んでくれます。きっと建設会社は設計図を見てひそかにほくそ笑んでいたはずです。

 都庁も予算の捻出に頭が痛いところでしょう。いっそのことオリンピックを諦めて誘致運動費用と今回の改修費用を合わせれば都庁舎を何回も建て直せますよ!

2013年4月1日月曜日

どうしたんでしょうか?今日のユニクロ株の動きに驚き

 今日のユニクロ株の動きは先週と変わらずですがものすごいことになっております。全市場の売買代金で東電、ケネディクスに次い第3位の536億円でした。確か先週の金曜日は180億円ほどでしたから出来高だけが3倍になりました。

 どうしたんでしょうか。素人にはまったく分かりません。

 投資家がひどく神経質になり始めているということでしょうか。ということはやはり今朝のブログに書いたようにそろそろいいところに来たということかもしれません。しかし参院選の夏まで持たすにはいったん下げて仕切り直した方がやりやすいという魂胆かもしれません。

出生前検査の中絶理由は屁理屈である

 3月31日のブログにおいて出生前検査で異常が発見されて中絶を決意した場合、現行の法律では合法的な理由が見つからないことを説明しました。

 テレビ報道によりますと母体の健康を著しく害する場合とみなすということに落ち着いたようです。しかしなぜこんなに急いで屁理屈を付けて出生前検査を推進しようとするのか理解に苦しみます。

 確かに産科は医学界の斜陽産業になってしまいましたから不妊治療やら出生前検査のような新しい成長分野を強力に推進したいのは分からないわけではありません。しかし人の命を預かる医学界としていわばなりふり構わずに理屈合わせして事を進めようとするのはあまりにも浅まし過ぎやしないでしょうか。

 確かに障害者の家族の精神的肉体的負担は過酷なものです。しかし出生前検査を推進する建前として親の負担を持ち出すのは障害者をケアする家族にはとても失礼な話です。

 つまり障害が生まれてくるであろう胎児を中絶してしまわなければならないほどに深刻な問題だと考えるならば、なぜ今を苦しむ人たちの支援体制を放置したままにしてきたのかと厳しく問いたいのです。

 とにかく出生前検査のために障害を母体の健康を著しく害する場合にあてはめる拡大解釈には承服しかねます。どうしてもやりたいのなら母体保護法の改正と障害者支援体制の強化をしてからにしてください。

今後もセシウム汚染に注意しよう 農地と家庭菜園の違い

 一昨年の東電福島第一原発事故で放出された大量の放射性物質が農地汚染を引き起こしましたが、時間が経過するとともに人々の関心が薄くなってきています。

 例えば食品の放射能測定が大きなビジネスとしてブームとなりましたが、今ではすっかり熱も冷めてしまいました。今日では測定価格の下落が止まらず業者はいたく苦しんでいる様子です。

 では関心が薄れるにつれて汚染も薄れてきたかといえばそうでもないのが放射能の怖さです。少しずつですが私たちの生活環境をむしばんできているのは否めません。いわばサイレントキラーとでもいえるでしょう。

 放射線測定をしていて注意を喚起しておきたいのが家庭菜園です。農家の場合は耕運機などを使って地面をかなり頻繁に深耕します。そのために全体として放射能汚染は薄まっていてかなりの汚染地帯でない限りは農作物は規制値を超えることはあまりないようです。

 ところが家庭菜園の場合には土を深く掘り返しませんから放射能があまり薄まりません。農家は大量の水で薄めるのに家庭菜園ではほとんど水で薄めずにいると考えると分かりやすいでしょう。ですから首都圏でも家庭菜園をする場合には大変でしょうがなるべく深く掘り込むようにしてください。

これからの株式市場とユニクロ株

 自由民主党が与党に返り咲いてから株式市場は活況を呈してきており、一般投資家の市場への関心も高まってきているようです。おそらく誰もがこれからの株式市場の動向を注視していると思います。

 そこで大胆にもド素人の私がこの先を勝手に予測してみました。当たるか外れるかはまったく分かりませんが、単なる物語だと思って興味本位で読み捨てて絶対に信用しないでください。

 私は予想をするために指標になりそうな代表的銘柄を探してみました。そこで目に付いたのが成長著しい(株)ファーストリテイリングつまりユニクロです。ユニクロの純利益は2010年度が前年度比34%増、2011年度こそ減益も、2012年度は32%増、2013年度は予想で21%増となっております。

 今後の業績についてはまったく想像がつきません。ですからこれからの株価を占うには何を手がかりにしたらいいか考えてみました。そして注目したのが解散価値と配当金です。

 まず解散価値の1株当たりの純資産は3800円(2012年8月)です。株価は昨年の2万円水準から今年は3万円を突破しておりますから解散価値からは現在の株価を合理的に説明できません。

 そこで配当金に注目します。ユニクロの配当金は2009年から2012年までは年平均で1株利益の36%相当となっております。2013年度の配当金は年間280円と予想されています。

 さて株価3万円で280円の配当金では年間1%の金利にもなりません。たとえば業績が成長期から安定期に入っているNTTドコモは14万円の株価に対して年間6000円の配当金ですから金利で考えますと年間4%を超えております。

 こうして考えてみますとユニクロの現在の株価はかなりの高水準にあると思われます。成長性を買っての株価上昇としか説明できそうにありませんが、今後に金利3%相当の配当を実現するには1株利益がこれから3倍にもならねばならずあまり現実味がありません。

 現在の高水準の株価を説明するにはかつてのライブドア流の大胆な株式分割の可能性しかないのかもしれません。今ではユニクロ株に投資しようとすれば300万円以上の資金が必要ですから一般投資家は欲しくても買えません。これが30万円さらには馬券並みの3万円で投資できるようになれば、上昇し続ける株価に魅せられて新規投資家が次々に参入してきます。壮大なマネーゲームの始まりです。

 ホリエモンのライブドアが取った錬金術の手口がこうした投資家心理を巧妙に利用した株式分割というマネーゲームでした。株式分割の手法は不正まがいの株価操作を産む悪の温床でもあります。そして成長性をアピールし続けなければなりませんから無理なM&Aを繰り返さざるを得ません。それこそがライブドアがまっしぐらに突き進んだ姿でした。

 ビジネスの世界で成長性という言葉こそ当てにならないものはありません。このまったく当てにならないながらも麻薬的な魅力のある売り文句を武器に高株価を実現することができるのも、株式市場という摩訶不思議な世界の魅力であり恐ろしさでもあります。

 長くなりましたので素人分析の結論になりますが、日本の株式市場はユニクロを指標にして考えますと、総体的にはいいところまできているというこどでしょうか。つまり何か予想外のマイナス材料が出ると神経質な売りが出やすい環境にあるとも考えられます。くれぐれも今後の株式投資には慎重を期するのが賢明かと思われます。

ドイツの笑い話 青虫とサラダボール

 客       「オーイ、このサラダ本当に二人分か?」
 ウエイター  「ハイ、間違いございません。」
 客       「一匹しか青虫がいないぞ!」