米国マサチューセッツ州愛国者の日4月15日開催の伝統あるボストンマラソン会場で痛ましい爆弾事件が発生して多数の死傷者が出ました。まず犠牲者そして家族友人の皆様方には心からお悔やみ申し上げます。
さて事件に関しては4月19日容疑者2人が特定されて一人が逮捕後に死亡し、残り一人が捜索中であると報道されています。彼らが真犯人であり、一日も早く事件の背景と事実関係が明らかになることを期待したいです。
この事件に関しては門外漢の私が語る理由は全くありませんので深入りしません。ただひとつ気になることがあります。それが世界中に与える心理的な影響の大きさです。
これまで世界経済を牽引してきた中国の成長に陰りがはっきり見えてきました。そのためか過去10年間も続いてきた金価格の上昇も波乱の展開を見せ始めております。ここで代役としてインドに期待する向きもありますが時期尚早であることは誰の目にも明らかでしょう。
結局頼りになるのはやはりアメリカしかないといういつか来た道を帰るしかありません。そんな微妙な時期にこの事件を契機にしてアメリカが揺れ始めてはたまりません。9.11の同時多発テロ事件からやっと立ち直ってきた感のあるアメリカの社会が平和平穏であることを心から祈ります。