NHK中継の参院予算委員会の様子を視聴していると議論がまったくかみ合っていませんでした。その評価は大学の成績でいえば30点くらいの不可の出来でしかありませんでした。
一番気になったのは野党の質問者が各論ベースで追及しているのに閣僚の方は総論的な逃げ口上を使って話に乗ってこないことでした。結局は両者の議論が全くかみ合わずに空転していて何か実のある結果が出てくるようには到底思えませんでした。
出席している国会議員の様子を見ても大学の講義みたいでまったく緊張感が感じられません。意味のない議論を駆逐するために従来からの質問内容の予告方式を廃止してお互いに前準備なしの真剣勝負にしたらどうでしょう。
失礼かも知れませんが、あんな時間つぶしをやっている人たちに高給を支払うのはもったいないと思いました。