日本には先進国には珍しい車検制度という車体検査があります。煩雑な手続きと相当な金銭的負担を強いられるこの制度は大きな無駄な規制のひとつでしょう。
車体の安全性を確保するためとはいっても、これだけ進歩した日本の自動車製造技術を持ってすれば車検制度は果たしていかほどの意味があるのか疑問です。もし安全上の不安があるならば保険加入時に必要最少限の点検をすれば済むはずです。
ヨーロッパへ行ってもアメリカを訪れてもクラッシックカーに勝るとも劣らぬ古い車が走っていて度肝を抜かれることがあります。こうした他国の状況から考えてみると日本の厳しい車検制度が今日まで生き続けているのは大きな利権の巣窟となっているせいでしょうか。