4月22日の東証一部日経平均株価は4月11日に記録した年初来高値を更新して13611円で引け、市場は活況のうちに終わりました。東証一部の売買代金は2.7兆円でした。
私がブログで紹介しましたファーストリテイリングのユニクロの株価は終値が34300円でした。4月5日に瞬間的に最高値38350円を付けてからは現在まで一割の値下がりをしたところで上下しています。2割下落しますと一挙に売りが出そうですから今が居心地がいい水準でしょう。
東証の株価が突然値上がりを開始したのは12月に入ってからです。それまでの東証一部の売買代金も1兆円の水準を上下するばかりでした。ところが急激な株価上昇とともに12月14日には2兆円を突破して、今年3月には3兆円を超えるまでになりました。そして4月5日には前年の最低売買代金の8倍に当たる4.9兆円を記録しました。
私たち素人が株価急上昇を半信半疑で眺めている間に東証の取引代金は何倍にもなった訳です。恐らく機関投資家が何らかの確実な情報を入手して一般投資家の意表をつくかのように束になって買いまくったのでしょう。とするとこれまでの株価上昇は主にプロの投資家によって実現したものとも考えられます。
ではこれからはどうなるのか。私にはまったく分かりません。機関投資家に聞いてみるしかないでしょう。