日本が世界に誇る軽自動車の規格は排気量が660ccとなっていますが、燃費の良さを考慮すると800ccまで規制緩和したらいいと思います。
日本の軽自動車が外国で知られている例としてはダイハツの誇るアクティブトップ2シータースポーツカー「コペン」です。イギリスでは基本的にほぼ日本仕様のままでも好評を博しているようです。
石油資源の節約のための切り札はどう考えても軽自動車しかないでしょう。日本の軽自動車には「コペン」や生産中止になったダイハツの4駆「テリオスキッド」のほかに、スズキの4駆の名車「ジムニー」や「ワゴンアール」、果ては軽トラックダンプカーやキャンピングカーまで普通車には見られない独創的な車種が山ほどあります。
これからのアジアアフリカ南米諸国のモータリゼーションの進展を、石油節約と環境対策の意味からサポートできるのは日本の伝統ある軽自動車しかありません。ベンツの誇る軽タイプ「スマート」などへでもありません。そのためには排気量の規制を緩和して800ccまでは各社の自由にさせるべきです。
ただ利益の薄い軽自動車の開発に消極的な大手自動車メーカーを敵に回しかねません。エコではない大型車をエコ減税と名うて贔屓にしたくらいですから、大票田を敵に回す覚悟はやはりできないでしょうね。