小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2013年4月20日土曜日

エルトン ジョン 私は『Have Mercy On The Criminal 』 が大好きです

 これは私の大好きな歌です。私たち日本人には絶対に作れない歌でもあります、というと叱られそうですが、私はそう思っています。


 私たちは小さな戸建てに囲いを作るほど仕切り好きな性分ですから勝手な見方をしがちです。例えば犯罪者は完全にあっち側の人にされてしまい、出所してからも居場所がありません。私たちは自分の本音と建前は案外分かっているのに、他人の見方は意外に一面的です。


 私はあるフランス人の神父さんとアルコール問題の話をしていて、男女の仲は間違いが起きやすいから危ない状況を作らないようにしなさいと言われたことがあります。その言葉にキリスト教の教えに触れたような気がして新鮮な驚きを感じました。


 人間は間違いを犯します。ウソもつきます。大切なのは悪人も善人もみな同じ人間だという感覚です。この歌を私が大好きなのはこれがしっかりと表現されているからです。歌には闇夜に囚人が脱獄して警察犬に噛み殺されるのを覚悟で逃げまどい、瞼に母親の姿を思い浮かべて死に物狂いになっている恐ろしい光景が表現されています。


 この歌でエルトン ジョンは囚人もやはり母を思う魂が宿った人間であることを訴えたかったのだと思います。