4月5日に日米両政府は沖縄県の嘉手納基地より南にある米軍施設・区域の返還計画で合意したと伝えられました。
例えば宜野湾市にある普天間飛行場の返還は2022年以降に返還が可能になるようです。これらの合意は返還時期の明記に難色を示すアメリカ側と名護市辺野古沖の埋め立てを目指す政府の妥協の産物でした。
これまで具体的な返還期日が日米間で明記されることは一度もなかったわけですから一定の評価はできると思います。返還時期は3年ごとに見直して公表することになっているようです。
この合意を肯定的に解釈すると沖縄県の人たちに淡い期待を抱かせる有意義な一歩です。否定的に解釈すると何も無いよりはましな念仏のようにも受け取れます。
これで沖縄県の雰囲気が辺野古沖埋め立て容認に傾くことになったものの結局は予定の基地返還ゼロということになったら、初めから沖縄県民を乗せるためだけの空念仏であったことが歴史に刻み込まれてしまいます。そんな恥ずべきことにならないように今後の日米の努力に期待します。