黒猫ディーンたちにエサをあげてしばらく抱っこしてやってから大学図書館でアメリカ、イギリス、フランス、ドイツの雑誌や新聞に一通り目を通してみました。私の関心を引いたのがフランス週刊誌 Le Nouvel Observateur 4月4日号の「外国で勉強して働く」でした。
全体をまとめるために表現はそのままではありませんがご容赦ください。
学歴がものを言うフランスを離れて海外に活路を見出す若者が増加している。海外では学歴よりも気力と意欲が重要だとわかる。またフランスでは人の能力を活かして報酬で報いる仕組みがよくない。研修制度などを利用して外国を経験すれば自信になる。仕事で人気の高い国は1位スイス、2位イギリス、3位アメリカ、4位ベルギー、5位ドイツ等である(注 アジアでは唯一中国が11位)。留学先としてはベルギー、イギリス、アメリカ、スイス、カナダ(ケベック州)そしてドイツが代表的である。仕事に有利な専門分野は数学、生物学、物理学に始まり情報処理、ウエブ、データ処理、バイオ等がある。
日本の若者も同じようなことを感じている人が多いのではないでしょうか。ぜひ大学在学中に海外ひとり旅で自立の翼を生やしてみたらいかがでしょう。自立心なき就活対策はあり得ません。
余談ですがこの記事で気になったのがフランスの若者の関心がもはや日本にまったく向いていないことです。これは特に現政権下で世界的なトレンドになってきているとすれば日本の若者にはとても厳しいものがあります。