小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

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2013年5月17日金曜日

「子どもは人口の20%だが、未来の100%」

 5月13日のブログではドイツ紙による新聞や個人の固有名詞まで出した東大エリート批判めいた内容には触れませんでした。どこの国にもエリート大学はありますからエリートの存在を否定しているとは考えられません。何が外国人記者には気になるのでしょうか。


 記事から推察すると日本社会の集団性をエリートが支えるという姿勢が目立つからだと思われます。彼らのエリート観ではエリートには英国紳士のような自立した気高さがあってしかるべきなのに、日本のエリートにはエスタブリッシュメントに隷従しつつも配下には尊大な振舞いをする卑屈な姿勢が見て取れるからでしょう。


 特に日本の官僚にエリートらしく凛とした高潔さが備わっていたら子どもたちにツケをまわす1000兆円の負債は積み上がらなかったと思います。そういう意味で池田潔著「自由と規律」(5月13日ブログ)などをヒントに日本の教育の未来像を政府任せにせずに私たちが真剣に考えなければなりません。

 

 英国労働党元首相・元財務相ゴードン ブラウン氏は「子どもは人口の20%だが、未来の100%だ」と語ったそうです。どうです、この英国紳士の若者を思う心意気の素晴らしさは!伝統の紳士教育で育まれた高潔さは!