私は3月1日のブログで触れましたが、浮遊粒子状物質PM2.5による環境汚染問題では中国からの飛来問題よりもまずは国内汚染源対策の方が大切なことはちょっとした知識があればすぐに分かることです。
当時の環境省は突然降ってわいたような中国からのPM2.5飛来報道による大騒動では沈黙を守りました。そしてほとぼりが冷めた今頃になって以前から濃度が高かったことを発表するとはズルイです。また当時マスコミに登場して騒動を煽った専門家も良識がなさ過ぎます。
おそらく今回の環境省の分析結果を読む人はほとんどいないでしょう。そしてPM2.5イコール中国大気汚染という誤ったイメージがこれからも独り歩きを続けることでしょう。この誤解を利用してかPM2.5対策用のマスクまでが市販されているようで驚いています。