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2013年5月10日金曜日

詩集から 一個の人間とは

    一個の人間 武者小路実篤


 自分は一個の人間でありたい。

 誰にも利用されない

 誰にも頭をさげない

 一個の人間でありたい。

 他人を利用したり

 他人をいびつにしたりしない

 そのかわり自分もいびつにされない

 一個の人間でありたい


 自分の最も深い泉から

 最も新鮮な

 生命の泉をくみとる

 一個の人間でありたい。

 一個の人間は

 一個の人間でいゝのではないか

 一個の人間。


 独立人同志が

 愛しあい、尊敬しあい、力をあわせる。

 それは実に美しいことだ。

 だが他人を利用して得をしようとするものは、いかに醜いか。

 その醜さを本当に知るものが一個の人間。

 

 武者小路実篤はむしろ恵まれた境遇にあった作家・詩人です。私は彼の後半生の生き方は好きではありませんが明治・大正・昭和を生きた日本を代表する文人と言えるでしょう。こういう人間の気高さを詩によって高らかに表現する時代もかつてあったということが懐かしく思われます。