小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2013年5月18日土曜日

日本のマスコミが逃げた大惨事のTIME誌写真を見ましたか アパレルという新しい奴隷産業

 TIME誌(5月20日号, p.22)は4月24日に発生したバングラディッシュ縫製工場の大惨事を報道しています。記事によれば犠牲者は700名以上に上るようです。倒壊した瓦礫の中で抱き合って死んでいる若い男女の姿を掲載の2ページ写真で見ると涙をこらえきれません。


 私たちには成長著しいアパレル産業の陰でこのような残酷な事実が存在しようなどとはとても想像できません。安くて高品質のアパレル製品の製造のために後進国の若者たちが奴隷のように過酷な生活を強いられ命を粗末に扱われているのです。この事実を知るとこれまでのように浮き浮きした気分で店舗に足を踏み入れられるものではありません。


 アパレル産業は製品の製造コストを一円でも安くして競争に勝ち抜くために次々と労働力の安い後進国に進出していっております。しかし、それが故に新しい奴隷産業になっていくというのなら、私たち消費者はもう少しお金を出してもいいのではないでしょうか。無責任なようですが犠牲者のご冥福を心からお祈りします。