小室圭さんをシッタベンレイ

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2013年5月7日火曜日

レディー ガガさんの「Born This Way」

  私のようなオヤジでもレディー ガガさんが世界的なミュージシャンのひとりであることくらいは知っております。現在ガガさんは股関節手術を受けて療養中のようで一刻も早い回復をお祈りします。

 私がガガさんでまず興味があるのは決して日本的にいう美人でも可愛いわけでもないことです。日本で人気を得るためには顔がよくなくてはなりません。そういう基準からするとガガさんは失礼ながら当てはまりません。それでもガガさんがスーパースターになったのはなぜでしょうか。

 まずはアメリカと日本のファンの年齢層の相違にありそうです。日本の音楽市場では十代の中学生や高校生が主な客層のようですが、アメリカでは二十代以上の年代の人たちがターゲットになるようです。十代半ばというのは自分の身体や顔立ちばかりが気になる時期ですから、日本では美女や美男しかセールスにならないのも分かる気がします。

 ガガさんの「You and I」のミュージックビデオを見ても少年少女向には露骨すぎるセクシーなシーンがあります。私はエイミー ワインハウス「You Know I'm No Good」をブログ(3月27日)で触れましたが少年少女には過激すぎる歌詞でした。これらをみてもアメリカでは20代以降の大人の世代が対象であることは明白です。

 話が長くなりました。ガガさんの「Born This Way」の歌詞で私が感心するのは悪魔の存在を否定していないことです。悪魔の存在にも一考を与える姿勢がない世界には無節操な独善しかないことを示唆しているように私は受け取りました。これもガガさんの「Born This Way」の聴き方のひとつではないでしょうか。