小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2013年5月15日水曜日

詩集から 死についての2編

 自分が死んでいく姿はまだ想像できませんが、こういう死に方もいいかなと思わせる2編の詩があります。

   雨  八木重吉

 雨のおとがきこえる
 雨がふってゐたのだ

 あのおとのようにそっと世のためにはたらいてゐよう
 雨があがるようにしづかに死んでゆこう


   黒板  高見 順

 病室の窓の
 白いカーテンに
 午後の陽がさして
 教室のようだ
 中学生の時分
 私の好きだった若い英語教師が
 黒板消しでチョークの字を
 きれいに消して
 リ-ダーを小脇に
 午後の陽を肩さきに受けて
 じゃ諸君と教室を出て行った
 ちょうどあのように
 私も人生を去りたい
 すべてをさっと消して
 じゃ諸君と言って