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2013年5月26日日曜日

北朝鮮問題と日本の核武装

 北朝鮮問題で気になることがあります。それがくすぶり続ける日本の核武装問題です。

 

 今回の飯島勲内閣官房参与の北朝鮮訪問では拉致問題ばかりが報道されます。核問題はしっかりと話し合われなかったのでしょうか。厳しい話が出なかったのならば安倍政権では憲法改正による国防軍の次には核武装の話が持ち出される可能性があります。

 

 日本の原発開発は極めて保守色の強い人たちが主導してきたこと、その結果が無謀な世界第三位の原発立国であることを考え合わせると、日本の原発開発を純粋に電力確保のためだけから説明するのは違和感を覚えます。原発が全面停止しても深刻な電力不足に陥っていない事実を見ても何か別の意図が感じられてなりません。それが核開発ではないでしょうか。

 

 このような核開発願望の影がちらつく歴史的脈絡からして安倍政権は北朝鮮問題で核をあまり前面に出したくないはずです。北朝鮮の核武装に対して日本が米中韓側に完全に軸足を置いてしまうと自分の首も絞めかねないからです。それを避けるために核保有国の中国に強い対抗意識を持つ保守勢力が拉致問題を理由に掲げて特使派遣で北朝鮮と単独接触をはかったとも考えられます。

 

 米中韓が北朝鮮の核武装阻止に向けて本気度を増すにつれて日本の核武装の芽も完全に摘み取られかねない状況になってきました。もしそうなったら保守政権にとっては息の根を止められるに等しいことを意味します。北朝鮮の核問題は皮肉にも日本の核武装と切り離して考えられなくなってきました。