小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

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2013年5月8日水曜日

人肌の温もりを知らぬ世代

 日本でも岩盤浴は体験できるようになりました。最近は黒猫ディーンも昼すがら心地よい岩盤浴を楽しんでいるのか私が行くと全身砂だらけで飛んできます。砂埃を掃ってやるのが大変です。

 ネコは飼い主の温もりが大好きです。我が家のネコは膝に乗って昼寝をむさぼるのが日課のようになっています。このネコの好きな人肌の温もりは動物にとっては大切な癒しの原点のような気がしてなりません。

 私がこのことで最近とくに気になるのがベビーカーの存在です。電車内で見ていると子どもは荷物でベビーカーは荷物車になっています。多くの親が子どもを抱っこする面倒を避けてベビーカーに載せたままケータイに夢中です。大泣きしても抱き上げようとせずに放っておいてへッチャラです。

 人肌の温もりのことを考えると私はあるシスターから聞いた言葉を必ず思い出します。人がどこかの痛みで苦しんでいたら温かくした掌をその上に優しく置いてあげなさいと言われました。単純な発想で信じられませんでしたが案外効果的なことを何度も経験して驚きました。

 私たちが人肌の心地よさを会得するのは両親に抱っこやおんぶをされた時ではないでしょうか。特に母親に背負われた時に伝わってくる温もりと安心感は子どもには最高の癒しでしょう。そのことがベビーカーの普及によって忘れ去られていくのかと思うと気になるのです。