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2013年5月13日月曜日

紳士の要件 吉永小百合さんとダンディズム

 紳士と言えばもちろん本場はイギリスです。そこですぐに思い出すのがイギリスにおける紳士教育の本流を実体験した英文学者池田潔氏の名著「自由と規律」です。


 ウィキペディアによれば裕福な家庭に生まれた池田潔氏は17歳で渡英してリースパブリックスクールを経て1926年にケンブリッジ大学を卒業しました。この書物には優雅そうな紳士の世界からは想像できないほど厳しい規律と生活環境のもとで育まれる気高い精神性が誠実かつ無駄のない筆致で見事に描かれています。


 この書物から紳士の概念的なところはわかりますが紳士の典型を探すとなると容易ではありません。皇室のみなさまが一番適格かとは思いますが、ユーモアも紳士の必須条件となると除外せざるを得ません。そこで淑女の典型から紳士を考える手を使ってみます。

 

 淑女の典型は国民的に吉永小百合さんで決まりでしょう。では彼女の男性版が紳士となるかといえばそうもいきません。淑女にはダンディズムの重みは期待できないからです。とすると紳士の本質はダンディズムにあると言えそうです。でもダンディズムって何でしょうか。