小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2013年5月30日木曜日

アナログとデジタルの根本的な違いを理解しておこう

 私はアナログ派を公言して憚らない人間です。いったいアナログとデジタルは根本的にどう違うのでしょうか。専門用語をなるべく使わないで分かりやすく考えてみたいと思います。


 コンピュータはどのような基準で判断をしていかに作業を進めていくべきか明確な手順が書かれたプログラムなくしては絶対に動きません。プログラムは分かりやすく言えばコンピュータ用の聖書みたいなものです。コンピュータは自分から融通を利かせることは一分たりともありません。


 このプログラムはフローチャートと呼ばれる作業要諦を示す流れ図がベースになっています。ですから流れ図のないプログラムは存在しません。この流れ図はイエスかノーかの判断を繰り返しで組み立てられています。ここがデジタル世界の根本的なところですべては左右どちらかハッキリしないと先に進みません。


 一方でアナログの世界は富士山の絵を描く作業にたとえることができます。富士山の高さとか雪原の面積とか具体的なことは何も分からなくても絵は描くことができます。いわゆる脳に入ってきた刺激をそのままのイメージで把握するのがアナログの真髄です。細かなところまでイエスかノーかを決めなげれば進まないということはありません。


 いってみればデジタルの世界では対象を切り捨てる部分と拾い上げる部分とに厳格に分けて処理するのに対して、アナログの世界ではそれが曖昧で全体としてアバウトに処理されます。簡単に言えば「まっいいか」精神(5月21日ブログ)が許されるのがアナログの世界で許されないのがデジタルの世界と言えるでしょう。