小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

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2013年5月9日木曜日

東京都杉並区が静岡県南伊豆町に特養建設 「うば捨て山」化の懸念の声に反論

 東京都杉並区が南伊豆町に2016年開所を目指して特別養護老人ホームを計画中のようです。待機者が2000人に上り窮余の策といえるかもしれませんが、私は杉並区の計画に賛成です。

 私には定期的に老人ホームにお見舞いするまったく身寄りのないお年寄りがいます。かつての職場にいた人ですが組織の最高責任者の誤解から睨まれて誰も仕事関係の人間は来なくなりました。どれほどお世話になってもコロリと態度が変わる世間の冷たさをひしひしと感じます。

 杉並区の計画には「うば捨て山」の批判があるようです。私はお年寄りの介護に苦しむ家族の事情を考えれば一つの解決策かと考えます。一般的に言って週に複数回定期的に老人ホームの家族を訪れるケースは例外的です。夜間に入居者が亡くなられて家族に連絡を入れると怒鳴られることもあるようです。

 老人ホームでは職員への過酷な負担が災いして離職率が高いといわれます。家族がボランティアとしてもっと施設に協力できれば事態は改善されるのですが、入れてしまえばそれっきりというのが実態です。非難を覚悟でハッキリ言えば老人ホームは程度の差こそあれ事実上はうば捨て山状態とそれほど変わりません。

 われわれ年寄りは自立生活できなくなったら新しい環境でも溌剌と生きられる強さを持たねば若い世代に申し訳ないと思います。私は入居が不可避な健康状態になったら入れてもらえる施設があるのならどこにでも行く覚悟でいます。