小室圭さんをシッタベンレイ

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2013年5月18日土曜日

ドイツ週刊誌に気になる一行  原子炉廃炉と最終処分場問題

 DER SPIEGEL誌(19/2013, p.26)にドイツの原子炉廃炉と最終処分場の問題についての記事がありました。小さな記事ですのでほとんど日本人は読まないと思いますが、特にその記事中に一行だけ気になるものがありました。


 それは「どのように廃炉を進めるのか具体案はまだない」というものです。正常に停止した原子炉でさえ廃炉作業は最終処分場との関係などからまったく終わりが見えません。ましてや東電福島第一原発では破壊された原子炉をどうやって4基も廃炉にするのか技術的な問題も山積しております。


 政府や東電は40年後に廃炉作業完了などという希望的な話で国民を安心させておいて、そう言った関係者はみんな死んでしまってからウソだと分かったら残された世代はどうするんでしょうか。事故から40年後になってダメだったと言われたらパニックどころでは済みません。


 政府やマスコミの弁明は決まって国民にパニックを起こさせないための配慮だというものです。しかし、ハッキリ言って少なくともドイツではパニックは起きていません。日本人は何でも本当のことを知らせるとすぐにパニクッテしまうと政府に決めつけられては悔しい限りです。