TBS テレビの「みのもんた朝ズバ!」で世界の民間出身の皇太子妃について放映しておりました。離婚歴あり、外国籍あり、未婚の母あり、麻薬経験ありと様々な出身の皇太子妃が紹介されていました。
私たち一般人の家庭でも結婚相手となると躊躇しかねない人たちが皇太子妃として温かく迎え入れられていることを知ってとても新鮮な清々しい気持になりました。また王室にも普通の社会の普通の日常性があるとともに、それを温かく見守っている優しい国民がいることに感動しました。
日本の週刊誌の皇室関係の記事には売らんがためか露骨な民間出身批判と受け取れる節度のないものが見受けられます。別世界の存在であった戦前の皇室のイメージに固執する心が私たちにあるのなら考え直す必要がありそうです。
政府首脳が先日の政府式典で天皇陛下万歳を三唱したと報道されていますが、朝ズバで紹介されたような進歩的な国々の人々の目には異様な光景に映るはずです。朝ズバを見て皇室のイメージひいては日本のイメージを損ねかねない政府首脳の時代ズレした感覚が残念でなりません。