小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

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2013年5月3日金曜日

憲法改正論で日本の有力紙の色分け

 5月3日の憲法記念日を前にしてメジャーな読売新聞、朝日新聞、毎日新聞の5月2日朝刊を見てみました。各紙の立場がはっきりしていてとても興味が湧きました。

               第一面大見出し   
 読売新聞  憲法考 憲法第96条 自・維・み9割超改正賛成(本社国会議員アンケート)
 朝日新聞  96条改正し改憲手続き緩和 反対54%賛成38%(本社世論調査)
 毎日新聞  富士山 世界に影響 世界遺産登録へ

 憲法や原発について現政権と意見の近い読売新聞は憲法改正派をアンケートの対象にして意識的に改正前向きの論調になっています。一方で慎重派と見られる朝日新聞は世論調査で国民の間には反対意見も根強いことを伝えています。毎日新聞は富士山をテーマにして巧妙に憲法改正問題を避けています。

 こうしてみると新聞を一紙だけしか読まないでいると知らず知らずのうちにその新聞色に染まっていく危険性があることがよく分かります。私は学生には図書館を利用して見出しだけでもいいから必ず複数の新聞を手にしてできれば外国紙にも目を通すように指導してきました。