かつてドイツにいた時に通訳でアルバイトをしました。仕事が終わって帰ろうとしたら〇〇わりバーに連れて行けと言われてました。貧乏学生に聞かれてもそんな〇〇がわしい場所は知りませんから適当に呼び込みを掛けていたバーに入りました。
そこで出てきたのはシャンペンでした。3本空けたと思いますが勘定が12万円(今で言うと50万円相当)くらいでした。びっくりして持ち前の押しを利かせたのですが相手の方が1枚上でさすがの私でもどうにもなりません。面倒くさくなって勘定の半分を払うことにして事なきをえました。
バーに入るときに日本の大使館の人も来ているなどと言われて油断したせいもありますが、男の夜の動物的本能に仕方なく適当に付き合って高い買い物をした失敗談です。断っておきますが店内では何もなくて飲んだだけでした。
私は人生で初めて高級なシャンペンを飲めてご機嫌でしたが通訳してあげた人は何もなかったせい(結構なシャンペンがあっただろ!)でぶんむくれでした。古今東西いつでもどこにもボッタクリはあるという話です。夜の男の徘徊には気をつけましょう。