小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

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2013年3月30日土曜日

肉体労働者

 私は学生時代に肉体労働といえばありとあらゆるものをしました。ただ職人的なものは修業が必要ですからやっていません。言ってみれば土木作業者(昔は土方といった)です。

 当時は穴掘りも機械化されていませんでしたからツルハシとスコップの時代でした。下水管埋設でも1メートル以上の深さを彫らなければなりません。工事は夜間で一晩に5メートル以上掘ったら一人前でした。私は8メートルほどでしたからチョー一人前でした。

 私が経験した肉体労働で一番過酷なものは下水管の汚泥の除去作業です。太い下水管に入り込んでバケツで泥をすくって運び出すのですが、とにかく汚い、臭い、濡れて冷たい、気味悪いの手作業でした。今は機械化されているのでしょうか。

 私は土木作業者の寝泊りする宿泊所(昔は飯場といった)で生活したこともあります。花札などがはやっていましたが私はやりませんでした。またピストルを突き付けられたこともあります。出刃包丁などを持っているのは普通でした。こんな状況ですからお互いに身の上を聞かない話さないのが掟のような感じでした。

 さて私が言いたいのは職人さんを含めて肉体り労働の人たちはどんなに頑張っても収入は限られているということです。貯蓄などはできないでしょう。ですから体が資本なのにケガや病気で倒れたら一巻の終わりです。そういう人たちの補償制度をもっと充実しなければならないと思います。

 私たちの生活は肉体労働者や職人さんのおかげで成り立っていることを忘れないでください。そして彼らがもっと安心して働ける社会にしたいものです。学生時代ながらそんなことを考えました。