小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

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2013年3月13日水曜日

そろそろPM2.5 騒動は終わりでしょうが、ディーゼル規制と浮遊粒子状物質SPMの環境基準の達成率についても知っておきましょう

 黒猫ディーンの住む場所に2本の杉が生えています。その杉の枝にはたわわに雄花がついていて花粉をいっぱい蓄えておりました。そして花粉の飛散シーズンとなって様子をうかがっていると昨日はほとんど花粉はなくなっていました。どうも東京の花粉の飛散量はピークを過ぎたようです。

 私は立派な花粉症です。近年は鼻よりも眼の方の症状が重くて辛いですが以前ほどにはひどくありません。この症状の変化は数年前からで明らかに何かが変わったような気がします。どう考えても理由は思い当たりません。そこで大気汚染状況の経年変化について注目してみました。

 私はこれまでの都政で最高傑作はディーゼル排出ガス規制だと考えております。東京都だけではなくて埼玉県、千葉県、神奈川県でも平成15年10月から大変に厳しいディーゼルエンジンからの排出ガスの規制が実施されました。この規制によってたとえば東京都の大気汚染状況は見違えるように改善されました。

 東京都環境局公表の測定データによりますと自動車排出ガス測定局の浮遊粒子状物質(SPM)測定値の環境基準達成率は、平成14年以前の0%から平成15年11.8%を経て平成16年97.1% に改善して以来ほとんど毎年100% 達成されております。いかにディーゼル規制がSPMの浄化に役立ったかよくわかります。

 こうしてみると私の花粉症の症状の変化はディーゼル規制による大気汚染状況の改善によるものと思いたいのですが、実際のところよく分かりません。説明不足にならないように付け加えておきますとSPMとは大気中に浮遊する粒径10μm以下の微小粒子のことをいいます。