小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2013年3月26日火曜日

歴史問題 軍関係者は証言を残してください

 日韓関係や日中関係では歴史問題が友好関係に暗い影を落としていて、アジアの平和の実現にも大きな障害になっています。日本は加害者としての立場にありますから、独自に行動しても相手の理解が得られなければ平和的な解決策を見い出すことはできません。

 

 一般論で考えますと加害者というのは誰が何をしたかという真実を一番知っているはずです。歴史問題で言えば当時の現場に軍人として出征していた多くの関係者は事実を見て知っていることになります。そこのところの証言がどうも私たちにはよく見えてきません。

 

 軍の元高官等は絶対に口を割らないでしょうが、私たちのような庶民レベルにあった元兵士で現場をよく知っている人たちから強固な否定証言がたくさん出てくれば説得力があります。こうした証言がこれまでに十分に確認されていないということは、やはり私たちの分の悪さは否定できません。

 

 もはやかつての戦争で戦った人たちはほとんど亡くなられているはずです。なんとか若い世代のために事実についてはっきりした証言を残してもらいたいと願うばかりです。そしてもしも私たちに本当に非があるのであるならば、私たち残された世代が知恵を絞って対処するしかないでしょう。

 

 人間は決して完璧ではありません。国家もやはり完璧ではありません。被害者になることもあれば加害者にもなり得るのです。歴史問題を過去の否定的事実として対立の種にするよりは、未来に向かって共益的な国際関係を構築できないものでしょうか。