SPIというのは日本特有の適性検査でリクルート社が開発したものです。昔と違って大学でもSPI対策は欠かせず学生は準備に余念がありません。
ただSPIは一つのスクリーニングテストに過ぎません。私の聞きとり結果によればその重要性は押し並べて昔よりかなり小さくなっています。ですから得点にこだわってあまり神経質にならずに正直に回答すれば普通は落ちないはずです。むしろSPIの結果を気にしてせっかくの面接に悔いが残るようなことは絶対に避けたいものです。
会社は使いやすい能力を持った人材を探しているのは確かですが、すべてそういう考え方の方程式で人物評価をしているのかというとそうでもなさそうです。ですから会社が期待している常識人を無理に演じようとしてエントリーシートや面接で猫かぶりが過ぎないようにしましょう。
まずは書類審査ではねられてしまっては元も子もありません。何とか人事担当者を引き付けるエントリーシートが書けるように日頃からいろいろなことを考える習慣を身につけてください。そして面接にたどりついたらSPI のことは忘れて自分に自信を持って対応しましょう。応援しています!