寂しい話ですが歳を取ってくると気温変化などちょっとしたことにうまく適応できなくて重大な健康障害に陥る可能性が高くなります。
ネコの話に流れて恐縮ですが、私が世話する老猫が昨年の10月に雨に打たれて体力を消耗して回復が遅れていました。そこに冬将軍がやってきて結局は亡くなりました。それまでは健康体でしたから原因は体力消耗時にやってきた急な寒さだと思っています。
あるお年寄りの場合には9月に下痢を起こしながらもいつもの水分補給しかしませんでした。そこに急激な暑さがぶり返して脱水症状を起こして結局は脳梗塞になりました。運良く軽い言語障害以外には運動機能などには後遺症は残りませんでした。
こうしたケースを見てみますと人間でも動物でも歳を取ってくるとちょっとした不注意が思わぬ健康障害をもたらしてしまいそうです。そして結局は命を縮めてしまうことになりかねません。
そこで冬場には厚めの服装をして体を冷やさないようにすることが賢明です。私は寝る時も日中でも下着の上にカシミアのベストを一枚余分に着ることにして寒冷対策をしております。