2011年秋季のプロ野球ドラフトで超目玉だった大谷翔平選手がメジャー行きの強い意向を翻して日本ハム入りを果たしました。大谷翔平選手は160キロの豪速球と卓越したバッティングセンスを備えた両刀使いの天才的な選手のようです。ここで大谷選手の将来性についてバッターがいいのかピッチャーがいいのかを考えてみたいと思います。
野球は攻撃型と防御型のどちらが有利かについては3月11日の私のブログを読んでいただければ分かると思いますが、結論からいえばON時代の巨人軍をみても明らかなように攻撃型が有利と思われます。
具体的に王貞治選手を見てみます。高校時代の王選手は打者としても投手としてもその才能が高く評価されていました。最初は投手として入団しましたが、結局は打者として頭角を現して世界的な記録を打ち立て、40歳を迎えて引退しました。もし投手を続けていたら現役生活はもっと早く終わっていたことでしょう。
大谷選手も投手として活躍することができても選手生命はそれほどは長くない可能性が高いでしょう。王選手のように打者の道に進めば、これから20年以上の選手生活が計算できます。
投手として即戦力という魅力は捨てきれませんが、少し時間がかかっても焦らずに大打者への道を追求してもらいたいです。あのしなやかな球さばきを見ると野球界の大きな宝であることは間違いないでしょう。大谷選手の才能が花開けば成長著しい中田翔選手とともに新ON砲の誕生となり日本ハムファイターズの天下は当分は続くと思われます。