沖縄は戦後日本一の長寿県を誇っていましたが今日では女性はまだ上位で頑張っていますが男子はもう相対的には長寿県ではありません。沖縄の長寿現象の分析は私の古い論文に詳しく書かれていますが、面倒でしょうから短めに説明します。
戦後の沖縄の長寿現象の主な理由は温暖な気候と死亡構造にあると言うのが私の分析結果でした。つまりガンなどが少ないうちは温暖な気候の沖縄は相対的に有利だったのです。
3月28日の朝のNHKニュースで医学専門家が温度環境を長寿対策に結びつける考え方はこれまでにはなかったといっておりました。ウソでしょう。20年以上前の私の論文を読んでいませんね。
冬になったら次のような対策を絶対に忘れないでください。外出時は深めの帽子を着用すること、1枚厚着をすること、寝室の温度は20度以下にしないこと、首にタオルを巻いて寝ること、トイレや脱衣室には小型の暖房機を置くことなどを守ってください。
これらは特に40歳を過ぎてからは非常に大切な長寿対策です。気が向いたら3月24日の私のブログ「1枚のかけ蕎麦ならぬ1枚の厚着」も参考にしてください。