小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2013年3月6日水曜日

発見!誰もがギョッとするジューンブライドの珍解釈

 かつて女性を路上で風俗に勧誘していたことのある人に聞いた話ですが春は成功率が高いということでした。その時はそうなんだと思うくらいでしたが最近深いことを考えることになりました。

 きっかけは私の世話する猫たちの行動に近頃大きな変化が表れてきたことです。端的に言えばこれまでの安定していた猫のテリトリー間のバランスが揺れ始めたのです。その理由はオス猫にあります。

 人類がアフリカに誕生してからわざわざシベリアを越えて北アメリカに流れていったことが寒さ嫌いの私には理解に苦しむところでした。しかしオスとメスの関係が季節のいたずらによって大きく増幅されて移動を促したといわれるとオスの私にも何となくわかる気がします。

 話は一気に飛躍します。私の論文に詳しいですが避妊が可能になったのは20世紀になってからです。昔の女性は残酷なくらいに妊娠の繰り返しでしたから男性に比べてとても短命でした。さらに消毒など衛生思想も徹底しておらずバイ菌まみれの手で出産を介助していました。とにかく妊娠→出産→妊娠→出産→妊娠→出産→死というのが半ば世間の常識で避妊は想像だにできませんでした。

 春が来て3月に妊娠すると大きくなるお腹を隠すのも6月が精一杯です。教会で厳粛な結婚式を挙げるのに格式ある身分の家ではバレバレの大きな妊娠腹は誠に都合が悪かったはずです。ですから無難に黙って6月にできちゃった結婚という図式が成り立ちます。(そんなことを論文に書くからお前は出世しないんだですって?ホットイテクダサイ。)

 かつてのキリスト教世界では家庭の妻は夫の同伴なくして気ままに外出はできませんでした。ましてや晴れやかな結婚式の白いドレスは純潔の象徴です。生娘でないことを意味する色つきのドレスをまとうなどということはとてもできない相談です。このように宗教上の束縛から異性関係に厳しかった旧世界では建前が最優先されて6月に掛け込み結婚となっても不思議ではありません。

 こういう流れが昔から連綿と続いてきて今日があるとしたらどうでしょう。奇抜なジューンブライドの解釈ですがあり得ない話ではないと思っています。あまりに興ざめな理屈ですみません。