小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

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2013年9月6日金曜日

PISA 生徒の学習到達度調査をご存知ですか

 経済協力開発機構(OECD)が世界各国で実施する生徒の学習到達度調査(PISA ピザ)のテスト問題を見てみると、日常生活に密着して考えさせる楽しいものです。日本の義務教育が知識偏重で味気ないものであることがとてもよく分かります。


 テスト問題は深く生活に関連した内容のものになるよう工夫されており、知識や技能を使って実生活で遭遇するような課題を解決することのできる能力を見ようとしております。次の問題は読解力を知るために、日本では中学3年生を対象に実施されます。試してみてください。


                         チョコレート


 貧しい感覚


 アーノルド・ジェイゴより


   ご存知でしょうか、1995年にオーストラリア国民がチョコレートに費やした額は、オーストラリア政府が支出した貧困層救済のための海外援助額とほぼ同じだったということを。

   私たちが優先すべきであると考えていることはどこか間違っていないでしょうか。

   これをあなたはどうするつもりですか。

   そう、これを読んでいるあなたです。


  アーノルド・ジェイゴ

  ミルデュラ市


 出典:The Age newspaper,Melbourne,Australia,1st April,1997


 問題 この手紙は、1997年にあるオーストラリアの新聞に掲載されたものです。この手紙をよく読んで、問1~2に答えて下さい。


 チョコレートに関する問1

  アーノルド・ジェイ氏がこの手紙から考えさせようとしているのは次のうちどれですか。

 A. 罪の意識

 B.楽しみ

 C.恐怖感

 D.満足感


 チョコレートに関する問題2

  アーノルド・ジェイ氏がこの手紙で読者に起こさせたい反応または行動は何ですか。あなたの意見を述べてください。


引用 「PISAの問題できるかな?」経済開発協力機構編著、国立教育政策研究所監訳(明石書店)