小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2013年9月29日日曜日

技に溺れるミステリー物

 昨晩はテレビ朝日で放映された森村誠一原作「悪の魂」を観ました。私は原作を読んでいませんので、脚本化されたテレビのミステリー物としての感想です。


 昨晩楽しませてもらった「悪の魂」はとても念入りに練り込んだ内容でしたが、その筋書きにはどこか無理があって釈然としない部分が数か所ありました。例えば、最初の山間の殺人現場に放置された被害者の赤い車はどうなったのか、二つ目の偽装自殺事件では被害者の血液分析はなされなかったのかなどは特に捜査の重要な手掛かりになるはずでしたが、残念ながら触れられませんでした。おそらく内容を盛り上げるために手が込み過ぎて話の筋を整理し切れなかった結果でしょうか。


 日本のミステリー物は「水戸黄門」のような勧善懲悪型で必ず最後はお涙ちょうだいのワンパターンになっていますが、年寄りにはちょうど良い味付け方かと思っております。