小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2013年9月30日月曜日

八重の桜 命を粗末にする美学

 NHK「八重の桜」で西南戦争を扱っています。官軍の圧倒的な火力の前に刀で立ち向かっても勝てるわけがありません。そんな無謀な戦争で両軍に1.3万人の犠牲者が出ました。しかし、それを覚悟で命を自分の信念に捧げるのが武士の魂、日本男児の美学でした。私たちはそういう潔さに何故か惹かれ涙するところがあります。


 しかし、よく考えてみるとそんなに命を粗末にしていいものでしょうか。およそ1世紀後の第二次世界大戦でもこの美学が利用され、多くの若い命が失われました。西南戦争が19世紀、第二次世界大戦が20世紀の悲しい出来事でした。21世紀には、このような幻想に満ちた美学は忘れ去り、もっと意気地無しになって命を大切に扱いましょう。日本社会では意気地無しと言われる方が本当は勇気がいるのです。