小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2013年9月2日月曜日

私が尊敬する“ なかにし礼さん” 嘘はイケマセン 日本は1940年東京オリンピック開催を返上したのです

 2020年オリンピック開催地の決定が一週間後に迫ってきています。なかにし礼氏(9月2日テレビ朝日スクランブル)は1940年オリンピックは東京招致断念と表現しましたがウソです。決定した東京開催を返上したのです。


 1940年オリンピックは1932年にアジアで初めての開催地として東京に決定しました。政府は日本の先進性を世界に知らしめる絶好機と考えたようですが、残念ながら国内では平和の祭典とはまったく相いれない軍部の暴走がすでに始まっていました。そして結局は自ら開催辞退を申し出るという大失態を演じました。


 今日の日本は東電福島第一原発の事故処理が汚染水問題で行き詰まりを見せていて、政府・東電の言う廃炉の可能性がまったく見えない危機的な状況にあります。こうした事実を無視してオリンピック開催誘致に官民上げてのお祭り騒ぎを見ると、どうしても1940年東京オリンピック開催辞退を思い出してしまいます。


 報道によればどうも東京が頭ひとつ抜け出したような感じですが、もし東京が指名されても開催できる可能性はあまりないと私は見ています。オリンピックの歴史に残る大失態を再び繰り返さないためにも東京に決まらないことを祈っています。