小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

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2013年7月27日土曜日

NHK大河ドラマ八重の桜 白虎隊と特攻隊

 私は大河ドラマは話も演技も大げさ過ぎて何だか歌舞伎を観るみたいなので好きではありません。家族が観ている傍らで仕事をしていると厭でも耳に入ってきますから時々は観ていることになります。


 結果論ではありますが、会津藩は明治政府側の総攻撃に敗れて会津城を明け渡すことになっても城下の武士やお殿様は生きながらえたのなら、なぜ勝ち目のない戦をあそこまで続けたのでしょうか。もう少しお殿様に勇気があったら白虎隊の悲劇もなくて済みました。


 私たちはこのような無様な歴史を第二次世界大戦でもきっちり繰り返してしまいました。勝ち目がない戦争に国民は誘い出されて、一億総玉砕などといって八重の桜の会津の悲劇をまったく教訓としないまま戦いに挑みました。そして会津の白虎隊の悲劇は特攻隊の悲劇として繰り返されました。


 私の歴史の勉強は点数を取るためのいやいや勉強でした。そんな低い意識では歴史の奥底に潜む白虎隊と特攻隊の根っこの共通性などに思い及ばなかったのは当たり前です。そういう意味では歴史の教育は変わるべきですが、この頃の白虎隊の悲劇を再現しかねない古い日本への先祖帰りの歴史教育には疑問を感じます。