小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

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2013年7月8日月曜日

政府負債1000兆円処理のロードマップを提示する政党は出てこないのか

 安倍首相は日本経済の回復などには頻繁に触れていますが、日本いや世界の最大の問題であるはずの日本政府の借金1000兆円については一度も具体的に語ったことはありません。手に負えないから黙っていようということなのでしょうか。


 戦後の日本の一般会計税収が60兆円を超えたのはバブル絶頂期の平成2年度だけで、近年は40兆円台前半です。一方で一般会計歳出は平成3年度以来70兆円の大台に乗り、平成10年度からは80兆円を超え、今日では90兆円を突破してきております。こうして特に過去15年間は日本政府は毎年30兆円以上の巨大な財政赤字を積み上げてきました。


 平成26年度から消費税は段階的に5%から10%に引き上げられますが、この増税で見込まれる税収増は10兆円程度といわれます。アベノミクスが成功したとしても税収増は数兆円のようです。昨年度の実績ベースの約50兆円の財政赤字を前にしては5%消費税値上げとアベノミクスの成功をもってしても約15兆円の税収増にしかならず、ほとんど焼け石に水です。

 

 この借金問題をどうするか具体的なロードマップを語ってくれる政党はないのでしょうか。