小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2013年7月14日日曜日

次世代のために勇気を出そう

 私たちにとって本当の悪人というのはどういう人間を言うのでしょうか。私たちは案外分かったつもりでいますがあまり分かっていません。


 まず連続殺人の凶悪犯人はどうでしょうか。こうした個人の犯罪は一時的には社会を恐怖のどん底に陥れますが、真犯人が逮捕されてしまえば社会が崩壊の危機に直面することはありえません。


 テロリストはどうでしょうか。この場合には政府の転覆が目的ですから内戦が勃発する可能性があります。しかし今日の日本ではそのような事態を招くことは想像できません。


 暴力団はどうでしょうか。彼らの犯罪はテロリストと同じく組織的なものです。彼らが社会に蔓延ると罪もない市民が犠牲になる可能性はあります。ただ、そういう関係の人たちに近寄らなければまず問題ありません。


 では為政者はどうでしょうか。彼らは権力を存分に利用して強固な既得権を作り上げます。この甘い利権を継承するのが二世議員というシステムです。彼らは地元民との癒着構造を維持するために必ず選挙区から出馬します。このことは例えば中曽根康弘氏が比例代表一位さえも嫌って選挙区に固執したことからもわかります。


 私利私欲のための癒着構造があちこちにはびこり日本は身動きが取れなくなっています。ひょっとするとこうして私欲を肥やす政治家こそが今日では最大の悪人なのかもしれません。今回の選挙では次世代のために既得権を止めさせる勇気を持って投票したいと思っています。