小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2013年7月7日日曜日

福島で見殺しにされたペット動物の守護者

 私の20年来の友人に福島で捨てられたペットの守護神のような存在の人がいます。彼はアメリカ人で米国大学の動物学科出身です。どんな経緯で日本に住み着いたのかは尋ねたことはありません。彼はずっと英語教師をしながら犬や猫の保護に奔走しています。


 私が大学キャンパスの猫たちをひとりで世話するようになってからすでに1年7ヶ月が過ぎようとしています。多数の猫の世話は休日はありませんし費用もかかりますから思っていたより苦労が多いものです。どんなに雨風が強くても猫たちの食欲は待ってくれません。大学の職員には今日も来たのかと呆れられることもあります。


 そんな苦労の多いペット動物の保護を東電福島第一原発の爆発事故以来彼は毎週末になると福島に飛んでいって実践しております。こういった取り組みは本来は自治体や東電が責任をもってすべきことなのですが、残念なことにペット動物は不満や抗議の声を挙げることはできません。完全に死刑宣告を受けたも同然の状態です。

 

 彼がそんな福島の不条理な状況に置かれた無言のペット動物たちをどんな気持でお世話しているのかよく分かりませんし、彼とお茶を飲んでいても動物の話は出てきません。しかし、何となく同士感のようなものが感じられるのが不思議です。