小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

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2013年7月30日火曜日

政治家の傲慢 民主主義における手続きの重さ

 ここでは民主主義における手続きの重さを理解するためにまず二つの卑近な例をあげて考えてみます。


 まずは私が年末宝くじを買って何と1000万円を当ててしまったとします。私は当たった当選券を持って銀行の窓口に行けば賞金の1000万円を何の支障もなく受け取ることができます。


 次に私は友達と賭けをして勝った方が1000万円を受け取る約束をしたとします。私は幸いにもその賭けに勝利して友達に1000万円を請求します。友達にはきっと冗談だからとか何らかの理由を付けて待ったされて支払ってもらえないでしょう。


 では宝くじと友達との賭けの場合の相違はどこにあるのでしょうか。宝くじの場合には特定の個人の判断や考え方が結果に影響を及ぼさないように前もって手続きが厳格に決められております。一方で友人との賭けの場合には日常生活の延長上の単なる軽い口約束過ぎません。


 政治家は権力を握ると決められている手続きの重さを無視して待ったに近いやり方で自分の意思を通そうとします。国民の間での広い議論と国会での十分な話し合いが憲法改正手続上は絶対に欠かしてはならないことを理解しないのでは民主主義を語る資格はありません。